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勝手な推測ですが、ブリン的には「知性化」シリーズの「主題」は、前作「スタータイドライジング」に描かれており、本作品はややもすれば本筋から逸脱しているのかもしれません。
つまり:
1)全ての種属の「主属」=「始祖」の謎
2)「主属」を持たない人類と他の銀河種属との対立と理解?
3)知性化された種属(イルカ)たちは、それを望んでいるのか?彼らは幸せなのか?本当は元へ帰りたいのではないのか?
といった、「知性化の嵐」へと通じていく壮大な物語とは、一線を画しているように思えるのです。
そして、確かにその「主題」を描き出す著者の筆力も認めるのですが、如何せん、「重い」。どうしても読破するのにエネルギーが必要になってしまいます。
それに比べると、本作品の「軽い」こと!何とも楽しく、気軽に、この「複雑怪奇なる銀河系世界」へ誘ってくれます。
私個人としては、まだ「知性化シリーズ」を読んでいない方には、是非、この作品から読んでみていただきたいと思いますが、いかがでしょう。
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