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『知性の磨きかた』と書いてあるくらいだから、知性をどうやって磨くかを書いてある本なんだなと思って手に取ったわけです。
で、前書きを読むと、「大知識人じゃない私が書いた」とある。
じゃ、気軽な本なんだなと思ってページをめくる。
内容は「学問、読書、遊び」の三部に別れている。
で、「学問」のところを読んで面食らうんです。
ああ、買って失敗したかなと。
著者は大知識人じゃないとはいっても学者で、学者なりの立場で書かれていて、一般人に沿っているようには思えないところがちらほら。
でも、勿体ないから、粘って読むわけです。
すると、二部「読書」が断然面白い。
本読みなら当然に至る考えが見事に書かれているわけです。
もう、二部だけで満腹になります。
で、三部はおまけな程度。
僕にはそういう流れの本でした。
本の中では知性を磨くためにはひとつのことしか書いてない。
難しいことをいつまでもウダウダ言わない。
そういう著者の姿勢から知性を感じる一冊でした。
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