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知事のセクハラ私の闘い (角川oneテーマ21 (A-8))
  

知事のセクハラ私の闘い (角川oneテーマ21 (A-8)) (新書)

by 田中 萌子 (著)
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Product Description

出版社/著者からの内容紹介

被害者が初めて明らかにした衝撃の知事セクハラ事件の真実

かつて横山ノック大阪知事にセクシャル・ハラスメントを受けた女子大生の著者が、自分の尊厳を守るために、知事を告訴した。全てを失いながら孤独の中で闘い勝訴したドキュメントを自ら綴った感動のノンフィクション



内容(「MARC」データベースより)

壊れゆく人間関係、メディア・リンチの洗礼、過酷な事情聴取。あの忌まわしい事件から2年。裁判に勝っても、私はまだトラウマと闘い続けている…。横山ノック・セクハラ事件の原告女子大生の手記。

Product Details

  • 新書: 219 pages
  • Publisher: 角川書店 (2001/06)
  • ISBN-10: 4047040371
  • ISBN-13: 978-4047040373
  • Release Date: 2001/06
  • Product Dimensions: 6.6 x 4.6 x 0.6 inches
  • Average Customer Review: 4.6 out of 5 stars  See all reviews (5 customer reviews)
  • Amazon.co.jp Sales Rank: #336,980 in 本 (See Bestsellers in 本)

    Category Ranking:

    #24 in   > 人文・思想 > 女性学 > セクシュアルハラスメント
    #235 in   > 新書・文庫 > 出版社別 > か行 > 角川書店 > 角川oneテーマ21
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18 of 27 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 性暴力は被害者が悪いのではない, 2001/6/25
 私は事件当時、大阪の某所でバイトをしていたのでよく耳にしたのだが、いわゆる「陰謀説」というのが根強かった。それが全く根拠のない偏見であることは、元知事の有罪判決確定後、ほぼ明らかになったのだが、今考えれば、本当にひどい話であり、流布に加担した人々や一部メディアは、被害者にきちんと謝罪すべきであると思う。

 わたしたちの社会に存在する性暴力被害者への強い偏見がそのような「誤解」を生み出すのであり、その無理解がセカンド・レイプとして被害者を何度も傷つけるのである。

 この手記を読むと、被害者の彼女がどれほど心身ともに傷つきながら闘っていたのかよくわかる。特に、告発後の周囲の人々からの攻撃的反応や、マスメディアを通じたバッシングはあまりに生々しく、痛々しい。

ときに支援者や弁護士とのあたたかい交流が描かれ、ほっとさせられる部分もあるのだが、やはり全体を貫くトーンは、この社会において性暴力被害者の置かれる困難な状況をリアルに認識させるのだ。

何よりも一番被害者を傷つけるのは、周囲の人々の無理解、認識のギャップである。家族や親しい友人にさえ受け入れられない痛みは、どれほどのものであったろうか。

 しかしながら、私たちの現在の社会では、多くの被害者が彼女と同様の状況に置かれるのである。この状況の変わることを心から望みたい。

 民事・刑事裁判の手続きの流れに関しても、被害当事者の目から具体的に記述されており、様々な面であとに続く人々への大きな参考になるだろう。  もっとも、被害者にとって裁判を起こすことが唯一の解決ではないことについての配慮もある。

  一人でも多くの人に読んで、性暴力をめぐる困難、被害者の置かれる状況について深く考えてもらいたい。

 関心のある方は、性暴力被害者(サバイバー)の立場から「被害者よ、勇気を出すな」と発言を続ける、高橋りりす『サバイバー・フェミニズム』(インパクト出版会)との併読をすすめたい。

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10 of 15 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 圧倒的な迫力です。, 2003/10/6
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11 of 17 people found the following review helpful:
5.0 out of 5 stars 性暴力被害者への想像力, 2001/8/7
 この種の本は一種の『暴露本』であることが多いため、普段は敬遠して近づかないのだが、人に薦められて読んでみた。そして驚愕した。めったに出会えない凄まじい本だと思う。

 著者は大学生である。2年前、大阪府知事横山ノックの選挙事務所でのアルバイトを知人から紹介されて引き受け、投票日の2日前に密室状態のワゴン車で知事からセクシャルハラスメント(というよりも、性暴力と言っていい)を受けた。著者は告訴した。その時以来、著者はマスコミや知事側の「選挙妨害行為」だとする誹謗・中傷、世間の好奇の目に晒され、殺到する嫌がらせに翻弄され、そして恋人、肉親、友人たちなど、あらゆる人間関係が破壊され、孤独と絶望の底に陥り、精神的にも肉体的にもボロボロになり、とうとう入院まですることになる。それでも彼女は自らの尊厳をかけて闘いを続け、ついには知事に民事・刑事の両裁判で勝訴するに至った。その過程が、著者自身の手で、自らの心理描写も含め、実に克明に記録されている。

 著者は老人介護の仕事に就くことを志望していたが、その夢は諦めざるを得なくなった。介護実習で老いた男性の身体に触れただけで、セクハラの記憶が蘇り、自分の身体が強い拒否反応を起こし、介護ができなくなるからだ。恋人と愛し合うこともできなくなった。身体が拒否するからだ。被害にあったワゴン車と似た車を見ただけで、嫌悪感に苛まれるようになった。  私など、とてもじゃないが、このような現実にまともに向き合うことなどできないだろう。確実に人間として潰れてしまう。おぞましい記憶を忘却しようとすることで、自らを守ろうとするだろう。しかし彼女は体験を、忘却という逃げの手段を使うことなく見つめた。なんて強い人なんだろうと、驚かずにはいられない。

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3.0 out of 5 stars もっともっと、いい方向へ、変わっていけたら
この事件がよく報道されていた頃、私は少し冷ややかな目で事の成り行きを見ていた。多分、羨ましかったのだ、半分。最初批判的だったマスコミが、彼女や弁護士団の様子を少... 続きを読む
Published on 2006/4/6 by にのみやさをり

5.0 out of 5 stars セクハラ被害者の心の傷
この本は横山ノック・セクハラ事件の被害者で刑事・民事裁判の原告であった女子大生の手記です。彼女が被った痛みや苦しみがリアルに伝わってきて一気に読んでしまいました... 続きを読む
Published on 2001/6/27 by ふじしまん

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