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知られざる巨大市場ラテンアメリカ
 
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知られざる巨大市場ラテンアメリカ [単行本]

山口 伊佐美
5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,680 通常配送無料 詳細
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知られざる巨大市場ラテンアメリカ + 中南米が日本を追い抜く日 三菱商事駐在員の目 (朝日新書)
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商品の説明

内容紹介

資源価格の高騰を受け、ラテンアメリカの経済圏が注目を浴びている。天然資源(地下資源)、食糧資源の双方とも日本は大きくラテンアメリカに依存しているが、その実情は意外と知られていない。ラテンアメリカの実態や、そこを舞台に繰り広げられる資源争奪戦の現状を知らずして、グローバル経済は語れなくなっている。本書は、こうした注目すべきラテンアメリカ経済の実態と今後の成長性について、ブラジル、メキシコ、チリ、アルゼンチンの主要国を中心にわかりやすく、俯瞰的に解説する。

著者について

山口伊佐美(やまぐち いさみ)

ブラックロック・ジャパン株式会社
アカウント・マネジメント部門投資信託部長兼マーケティング部長
東京大学経済学部卒業後、銀行からの出向中に海外で運用業務等を経験。その後、投資信託委託会社での商品企画・営業職を歴任後、銀行を退職し、外資系運用会社に勤務。2007年ブラックロック・ジャパン株式会社に入社。投資信託部長として商品の開発を進め、2008年にはマーケティング部長も兼務し、現在に至る。

登録情報

  • 単行本: 256ページ
  • 出版社: 日経BP企画; 四六版 (2008/10/15)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4861303710
  • ISBN-13: 978-4861303715
  • 発売日: 2008/10/15
  • 商品の寸法: 19.2 x 13 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.0  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 698,693位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By TEN
形式:単行本
全体の印象はラテンアメリカ向け投資を呼び込むための企業パンフレットを分厚くしてハードカバーにしたもの、という感じです。またパンフレットとしても情報が古い印象があり、冒頭の第1章のタイトルが「資源価格高騰で成長する経済圏」と言うのは2008年10月初版の本としては時期をはずし気味の印象です。

内容は1章から終章までの6章構成ですが、基本的にどの章も以下の内容の組み合わせです。

a.ブラジル・チリ・アルゼンチン・メキシコが地下資源と食料資源が豊富で、世界の輸出額に占めるシェアが高いことをアピール。
b.近年の政治改革で経済成長率が高まっている事を指摘。
c.投資に成功した企業の体験談、及び前向きに投資を考えている企業担当者のコメントを掲載。
d.上記を踏まえたうえでのラテンアメリカ諸国バラ色の未来図。

最初から最後までほとんど同じ調子でラテンアメリカ諸国の将来性を持ち上げるばかりで価格とページ数のわりに内容は非常に薄いです。節の見出しや文章も通俗的な煽り文句が多く、投資会社のパンフレットの印象に近いものがあります。
(「今、ブラジルが熱い!」「まだまだこれから、ラテンアメリカのデッカイ潜在力!」など)

またラテンアメリカ諸国の記述として違和感のある内容が多いのも気になります。第1章では選択クイズ形式で日本人が抱くラテンアメリカのステレオタイプを否定する箇所があります。「メキシコシティに地下鉄はある?」「ラテンアメリカの人が今欲しい三種の神器は?」「ラテンアメリカの人種構成は?」など。これらの設問で「メキシコシティには地下鉄がたくさん走っている」「ラテンアメリカで需要がある商品はノートパソコンやiPhoneである」、「先住民や黒人ばかりのイメージだが、実は白人が多数派」を指摘し、経済がいかに発達してるかがわかるという話に繋げるのですが、論拠と結論に無理のある物ばかりなうえに、(はっきりとは書いていませんが)白人が多数派であるのは素晴らしいことであるかのように読める構成は違和感を禁じえないものです。

政治に関する話も、各国とも数行で強力なリーダーシップと輸出好調により経済成長に成功。シカゴ学派の若手に思い切って任せたために成功。こう言った具合で非常に抽象的であり分量も少ないです。しかし政治動向が大きなリスク要因になる中南米諸国の市場について語る際に、各国の政府動向や政治情勢が殆ど触れられないというのは不可思議です。

主に扱っている国はメキシコ・ブラジル・チリ・アルゼンチンの四カ国なのですが、統計上のデータ以外に各国について語られる内容がほとんど同じである点も非常に気になります。

全体として著者がラテンアメリカ諸国について深い知識を有しているとは思えない内容となっており、ラテンアメリカ諸国の市場動向について価格に見合うだけの情報を本書から得るのは難しいかと思います。
このレビューは参考になりましたか?
2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
<良かった点>
第5章ではラテンアメリカ諸国で活躍する地場系、外資系企業の事例が載っていて、それぞれどんな戦略を現地で打ち出したかが簡潔明瞭に記載されている点。カルフール対ウォルマートの構造なども面白かったです。

<気に入らなかった点>
ラテンアメリカの経済分析が甘いというか間違っている点が多々あります。たとえば第1章の2では「二度の世界的規模で起こったオイルショック、世界的な金利の急上昇などによりブラジルへの資本の流入が止まり・・・」という記述がありますが、オイルショック=悪いこと、よってこれがブラジルに悪い影響を与えた、という分析をされています。しかしこれは間違いで、オイルショックで産油国マネーは急速にふくれあがり、先進国市場で投資機会を失ったこれらの産油国マネーが急速にラテンアメリカに流入しているのです。また同じページには「・・・度重なる金融のショック療法がさらに金融情勢を悪化させ・・・ハイパーインフレに陥りデフォルト宣言」とありますが、これは何かを言っている様で何も説明していないです。金融のショック療法って何?金融情勢の悪化?って何の指標がどうなったことを言っているの?そしてなぜそれがハイパーインフレにつながったの?というのが全然わかりませんでした。レアル計画も金融ショック療法ですし(インフレを止めた)。このような文章が特に経済面を記述するところで散見されました。経済分析を中途半端にせず、もっとページを割いてきっちりやるか、経済分析はせずにビジネス面の記述だけにするかどちらかにしてほしかったと思います。
ちなみにラテンアメリカのマクロ経済分析については日本評論社の「図説ラテンアメリカ経済」がともて参考になります。これは平易に書かれているので経済が専門でない人でもわかるようになっていると思います。
このレビューは参考になりましたか?
形式:単行本
中南米の、あるいは中南米とのビジネスに焦点を当てて書かれた書籍は日本にはほとんど存在しませんのでその意味では貴重な試みだと思いました。 私は2008年発売当時に購入しましたのでそれなりに学ぶところもありましたが、ビジネス環境は刻々と変化している性質上、本書の情報は既に古くなっており、その大半についてはもはや参考にならなくなってしまっています。

竹中平蔵氏推薦、と帯に大きく書かれてありましたので、<その方向=新自由主義>から評価される本であると理解して良いのでしょう。

中南米の間違ったイメージを払拭したいがために、別の極端なイメージを植え付けかねない内容になっているように感じられます。 あまりにも未来は光り輝いているという面が強調され過ぎている。 リスクも多少語られていますが、申し訳程度です。 結果論になってしまいますが、2012年現在から見つめ直してみると、中南米もかなり厳しい経済状況に追いやられています。 特に牽引役として期待されたメキシコの混乱は目に余ります。 麻薬戦争など、日本人が付き合いを躊躇してしまうようなグロテスクなニュースばかりです。 また、アルゼンチン・ボリビアに観られる保護主義的な政策が、今後日本との関係でどのように影響を与えていくのか、注視していきたいと思います。

情報を新たにした続編を期待します。
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