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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
普通に投資信託を買うと損をする確率が極めて高い。システムに問題がそもそもある。,
By 孔明 (埼玉県さいたま市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 知らない人だけが損をする投資信託の罠 (単行本)
郵便局や銀行での投資信託の販売が活発化した背景には何があったのか?それは日本に眠っている多額の金融資産を獲得する手段を求めており、その手段として 「低額から気軽に積み立てが可能な投資信託」という商品が間口が広かったことです。 だが、実際の販売の前線に立っている窓口の職員は投資信託の仕組みも満足に理解できておらず、 その商品の下落リスクを購入者に丸投げしておきながら「販売手数料」「信託報酬」などを徴収。 大きな利を得ることとなったのだった。 しかしながら悪いのは必ずしも郵便局や銀行の職員だけではない。 例えば毎月定額配当の出る「グローバル・ソブリン」という投資信託が大人気となり、 多くの購入者が続出した商品である。 この毎月分配型の投資信託は長期投資では却って資産を減少させることになり、配当への課税で取られ損になる可能性が非常に高いのだが、多くの購入者はそんなことさえも理解せず買っているか、もしくは理解して尚、配当が出るという安心感のようなものに惑わされて購入し続けているのである。 市販の投資信託について書かれた本を数冊でも読めば理解できることさえ理解しない国民多数。 これが日本の現実だということである。 そして大衆が「無知」であれば、必ずそこに付け込んで儲けようとする輩が出てくるのだということ。 悪党は「愚かな善人」が作り出すものでもあるのだということがこの1冊読んだだけでも判ります。
46 人中、36人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
名記事2つの単行本化,
レビュー対象商品: 知らない人だけが損をする投資信託の罠 (単行本)
読者から大きな反響を呼ぶほど、鋭く日本の投信販売の現状における問題点を指摘した「週刊ダイヤモンド」2006年12月2日号「『投信』の罠」。そして、その続編という形で仕組預金や保険商品の問題点も指摘した2007年6月18日号「金融商品の罠」。これはその二つの名特集を単行本化したものです。「投信の問題点」としていくらかの人は前から唱えていたものの、一般に認知されることが無かったこと(毎月分配型投信、リスク限定型投信など)を厳しく指摘し、そして代案としてどのような運用をすればいいかを述べており、金融機関側から流される情報を鵜呑みにすることが以下に危険かを認識できる内容だと思われました。 雑誌を購入された方にとっては、改めてわざわざ購入すべき内容ではないように思えましたが、購入していない人はぜひ一度、手にとって認識を改めて欲しいと思います。
11 人中、9人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
オリジナル投信、の箇所に価値あり,
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レビュー対象商品: 知らない人だけが損をする投資信託の罠 (単行本)
週刊ダイヤモンドで特集された記事の単行本化。所謂投資信託の「罠」が書いてある。 ただこの罠は、例えば販売手数料が3.15%で信託報酬が2%前後だったり(全てがそうではないが)で、 よく見ればあれっ!?と普通は思うと思う。別に理論的に示されなくても注意深い人なら。 この本の特筆すべきはそういった罠を説明した後、 4章でオリジナル投信作りに踏み込んでいるところ。 200万円を予算に国内現物株で擬似的な投信を作って5年間のコストを比較している。 この比較が一目瞭然、参考になる。 予算の制約からか、トヨタでなく日産自動車、商社も三菱でなく住友商事が選ばれているが、 Eトレなど最低手数料の掛からない単元未満株を使えば、 もっとバリエーションは広がると思う。Eトレの場合売買手数料は0.6%だから、 ETFと較べても明らかに安い。(オリジナルには信託報酬は要らないのだから。) そういったところまで踏み込んでいるところにこの本の価値があると思う。 残念なのは書籍のためモノクロ、レイアウト固定だということ。 記事を見ているので、雑誌の表現力には勝てないな、との感。
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