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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
色んな「入口」,
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レビュー対象商品: 知の教科書 論理の哲学 (講談社選書メチエ) (単行本(ソフトカバー))
各章を別の専門家が担当して、執筆しています。この分野の専門で無い方は、この本を入口にしてこの世界に入れるのではないかと思います。 (他の方のレビューは専攻されている方の様で、表現がとても難しいようです) 生憎と目次と中身が紹介されていないようなので列挙しますと... ※ 私の場合は1〜7章(2と3章のパラドックスを除く)をこれからの人生でじっくりと やって行きたかったので、道筋を教えてもらって大助かりです。 第1章:フレーゲの概念記法、チェルメロの公理的集合論、ゲーデル、クワインの紹介 第2章:嘘つき(自己言及)のパラドックス 第3章:境目が曖昧な問題のパラドックス(塵も積もれば山となる...の山はどこからか?) 第4章:ゲーデルの完全性定理と不完全性定理の説明 第5章:論理主義(ラッセル)、直観主義(ブラウアー)、形式主義(ヒルベルト) 第6章:フレーゲの再認識... 第7章:構成的プログラミング...?(カリー=ハワード同型対応をググッてください) 第8章:形式意味論(ちなみに私はさっぱりと解らない) 各章の末尾には推薦する資料(書籍)の紹介がされています。 これも大変に参考になります!
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
第一章は「論理の哲学」史に関する簡潔なサーベイ,
By sinkiti (神奈川、川崎) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 知の教科書 論理の哲学 (講談社選書メチエ) (単行本(ソフトカバー))
海外の論文集には、しばしば著者や編者によってすぐれた前文の付されることがある。ある学問テーマの論文を集めたとき、それらの論文を有機的に連関した全体の中で位置づけることが著者や編者に要求されるからだろう。本書の第一章も「論理の哲学」の歴史に関する良サーベイとなっている。収穫だったのは、正統路線の形成期をまとめた部分である。ラッセルのパラドックスをラムジーが(1)意味論的パラドックスと(2)集合論的パラドックスに分け、ラッセルが分岐タイプ理論で一挙にふたつ解決しようとして複雑化し不評だったのに対し、ツェルメロは(2)に限定されたものだがずっと見通しのよい解決を提出した。このことで論理主義のプログラムは影響力を弱めた。さらに、そもそものラッセルのパラドックスを引き起こす基本法則を体系から除いても、その体系が完全性を保持できれば現代論理学の形式的証明性という利点は残せる。ここから完全性を保持できる論理体系である一階の述語論理こそ、論理学の正統路線という標準的見解が生まれた。この完全性証明を与えたのがゲーデルで、標準的見解を(それ以外の論理への批判という形で)強力に押し進めたのがクワインである。言語哲学大全では、ウィトゲンシュタインからクワインへ(規約主義から規約主義の否定という形で)一足飛びする部分であるが、現代論理学発達部分でのおおまかな流れをおさえることができた。 気になるのは、論理学の新たな展開としての述語論理の拡張部分である。ここでは言語学と計算機科学からの影響を述べるが、様相論理プロパーでの展開(ルイスやウリクトなどの仕事)に触れていないのは残念である。
13 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
減速的。,
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レビュー対象商品: 知の教科書 論理の哲学 (講談社選書メチエ) (単行本(ソフトカバー))
前半は中々面白かったのだが、第5〜7章が退屈。特に第7章は、前提知識を要求する場面が多く、選書にしては内容が理解し辛い、不親切な章だ。 第8章は一転して、新書としてでも十二分に通用する位に平易な内容となっている。 この章に関しては、ネタが「言語」なので、一番関心を寄せて読んだのだけれど、これと言って目新しい内容ではなかった(アプローチはユニークだったが、得られる物は僅少)。
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