食材としての魚と、生き物としての魚の双方の観点から、魚について広く浅く雑学的に紹介した本。イカやタコ、エビやカニ、貝類等、魚以外の魚介の話も一部含まれる。
関サバは単なるブランド名ではなく、サバが痛みにくい一本釣り漁法で差別化している事を、本書で初めて知った。ウナギの背が黒いのは紫外線予防のため、というのも初耳。イカとタコの吸盤の違いも、確かに言われてみれば、イカの吸盤は死んでも吸い付くが、タコのは吸い付かない。また、タコはメスの方が柔らかくておいしいが、雌雄は吸盤で見分けられる…などなど、楽しくてためになるので、気の利いた時間つぶしにお薦め。