最近、出張の際に寄り道して伊勢神宮を参拝した後から「日本の神社って一体何なのだろう?」と考えてしまいました。身近にはたくさんあるのに一体あの(清浄とも言える)空間は、誰が何の目的でどういう由来で作りまた何故ああいう外観(形式)をとっているのでしょうか?本書はそのすべてを網羅しているわけではありませんが、特にその由来を簡潔に分類しダイジェスト的に教えてくれるよい入門書といえると思います。物質的には満たされた結果、最近シンプルな憧れや目的を見失いつつある我々日本人にとって、充実感の寄る辺はやはりその日本人たる特異性にあるのではないでしょうか?先人達が何を考えていたかをもっと知ったほうがいいのでは?と改めて感じさせてくれたきっかけの書です。