自分の知らない情報に触れるとき、「ここに書かれていることのみが真実とは
限らない」ということを念頭に置いているのが常ですから、この本を読んでも
「こういうことが一つの事実としてあったのかもしれない」くらいの気持ちで
受け止めています。
「これこそが真実」と決めてしまうのは、危険なことかもしれませんので。
その程度の軽さゆるやかさで読むと、おもしろい本でした。
「佐藤」「伊藤」といった「〇藤」という名字は、「藤原」の流れを汲んでいる
かもしれない…とは、気がつきませんでした。
もし、そうだとすればおもしろく、歴史のロマンを感じるような気がしました。
私の現姓が、今住んでいる地域で割と多いことにも納得しましたし、ありふれた
ものと思っていた旧姓も、これまたとても平凡だったことにも納得しました。