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矛盾の経営―面白法人カヤックはどこが「面白い」のか?
 
 

矛盾の経営―面白法人カヤックはどこが「面白い」のか? [単行本]

古井一匡
5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

"

【少し未来、きっとこんな会社が増えると思う。】

なぜ、この会社のメンバーはこんなにいきいきと働くのか?」
「人×コミュニケーション×オリジナリティ」をカギに急成長、」
注目IT企業から考える 次世代クリエイティブ組織の作り方。

ウェブ、アプリの企画・開発・運用を事業とするカヤックは、ユニークなサービスとともに、
その独特な組織づくり・経営手法面でも有名になりつつある。
人をやる気にさせるために何をすべきか、個人をチームにするにはどんなしくみが必要か。
さらには組織・経営といった範囲を超え、個人が他者とつながりつつ
切磋琢磨して成長するためには何をしたらよいか……。

「仕事×遊び」「堅実×冒険」「安定×不安定」「秩序×カオス」「組織力×個性発揮」……、
さまざまな「矛盾」を内包して成長するカヤックの歩みを第三者視点から分析。
起業家、経営者のみならず、組織を率いるリーダーの方すべてに。
外部の識者へのインタビュー、金井壽宏神戸大学大学院経営学研究科教授と柳澤大輔カヤック代表取締役の対談を収録。

内容(「BOOK」データベースより)

「人×コミュニケーション×オリジナリティ」をカギに急成長。注目IT企業から考える次世代クリエイティブ組織の作り方。

登録情報

  • 単行本: 232ページ
  • 出版社: 英治出版 (2011/11/24)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4862760848
  • ISBN-13: 978-4862760845
  • 発売日: 2011/11/24
  • 商品の寸法: 20 x 14.1 x 2.7 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.6  レビューをすべて見る (7件のカスタマーレビュー)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By iku
面白法人カヤック・・とは
まず巻頭の名前から驚かされる会社
決して楽しさだけを何の根拠もなく追及した会社と言う訳ではなく
経営学の隅ズミまでを網羅した上で、
変化を恐れない、全てにオープン、構成メンバーは秀逸の社員という
スペシャルな基本線を揃えての組織である。
人がここまで出来たら良いな・・・理想だな・・でも無理かも・・。
と諦めてしまいそうなものを現実化させていってる会社である
自由なようでいてお互い優れた者同士の考えを納得させる事は
並大抵ではないだろう。しかもそれが必ず高収益に繋がる
のだから頭が下がる。カッコよさを忘れないまるで漫画のヒーローが
理想を成し遂げる様な凄さがある。
こんな組織に入れるものならどんな努力も惜しまない。
そんな希望を若者に与えてくれる
最先端の仕事を人間の尊厳を大事にしつつ成し遂げる素敵な会社
である。
このレビューは参考になりましたか?
5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
 言い換えれば、「真面目にバカできますか?」と柳澤(面白法人カヤック代表取締役)は問うているに違いない。
 とにかくカヤックの凄みは、日常「くだらねぇー」と思うことに真剣に向き合い、それをビジネスとして確立させてしまうことである。
 京大文学部卒の筆者はカヤックおよび代表取締役の一人である柳澤に長期取材を行い、カヤック起業前の逸話から、類例なき社史を時系列で整理し、独自の経営スタイルについても識者4名にインタビューするなど多角的な観点を用意してまとめている。
 これまで何冊も出版されてきたカヤック本より色濃く感じられた部分は、カヤックの「くだらなさ」と「真面目さ」という一見相反するかのような要素を経営の「矛盾」としてとらえ、見事にカヤックの斬新な経営スタンスをまとめていることである。
 また、カヤックの「つくる人を増やす」という「社会に貢献する方法論」を説いた明確な宣言は、就職活動中で数ある企業の経営理念のありきたりさに辟易している学生に紹介したい、的を射た標語でもあるだろう。
このレビューは参考になりましたか?
4 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
「これまでの常識を覆す経営を行っているユニークな会社だ」
これが本書を読んだ率直な感想である。

カヤックは1998年に合資会社として友人3人で創業し、日本的面白コンテンツ事業と称してコンテンツ企画・開発・運用を主要事業としている会社である。

本書ではこのカヤックのある意味常識はずれ、しかし合理的な経営手法や創業者達の考えが第3者の目線から述べられている。

メディアなどでは、カヤックのユニークな人事制度(スマイル給や360度評価など)を取り上げることが多いが、その根底にあるのは、「何をやるかではなく誰とやるか」という考え方だと本書を読んで感じた。

創業の経緯も大学の同級生が集まり、とりあえずネットで何かやろうというところから始まっていて、それから自分達の強みを見つけていくというものであった。
しかしこれはお互いがお互いを信頼しあっていたからできたことであり、普通はイノベーティブなアイデアや製品があって起業にこぎつけそうだが、当社の場合はこの3人で何かやりたいというものから生まれている。

このような背景から、先に述べた人事制度もお互いのことをよく知り合い、面白いことを生み出して欲しいという期待から、自分で評価して欲しい相手を選んだり、他者評価への評価ができたり、これらの評価を社内のイントラネットで見える化するなどの工夫が行われているのだと思う。
採用にしても、何度も面接を行い、人間性を見て、一緒にやっていけるかを確認しているという。

上記に上げたのはほんの一例であるが、本書にはこれ以外にも矛盾を内包したカヤックの経営手法が余すところなく書かれていて、経営者、リーダー層には参考になる部分が多くある。

これから拡大路線をとっていくとのことだが、規模の拡大とカヤックらしさを維持するという相反する難しい取り組みにどう当社が対処していくのか、非情に楽しみである。
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