Laputaらしさがよく出ている、インディーズ時代の傑作。ダークなヴィジュアル系の王道がここにある!
「泥〜IN BOG…IN WORST〜」は激しく扇情的なサウンド。渦を巻きうねる群集が思い浮かんでくる。鬼気迫るシャウトとよく通るハイトーンの歌声が組み合わさったサビもすごい。泥の中に手を突っ込んで何かを、答えを探している、爪の間に土や小石が挟まり、血が滲みボロボロになり、泥まみれになりながら「見つからない!見つからない!」と叫んでいる。自暴自棄になって暴れている。どん底。
「Insatiable」は前作「眩暈」のバージョンのリメイク。歌が増え、歌い方も変化。こっちの方が好きです。ハードなのだが、サビは美しい透明感、更にクライマックスではその透明感の中から狂気が滲み始め、激しい熱狂へと…。
「an eternity」はインディーズ期の名曲。激しい勢いがあり、メロディアスで爽快。
「Vertigo」は非常に美しく切ない。心地良いスピードに乗って今にも泣き出してしまいそうな悲哀をぶちまける。歌・演奏ともに胸をギューっと締め付けてくる。「眩暈」のバージョンよりもこっちの方が良い。
「奈落の底」は初期の名曲、デモテープ作品のリメイク。激しく叩きつけるような演奏と歌、それでいて印象的なメロディー。とにかく絶望的な世界。激しくまくしたて、崩れ落ちていくような最後の展開も非常にカッコイイ。