私自身が、鬱病と診断されて、休職した経験があります。
そのため、メンタルヘルス関係の本を読みましたが、多くは仮説を持論のように主張する本で辟易していました。
本書は、筆者の臨床医としての経験と受け答え例(私自身、同じような質問をした経験がある)が記述されていました。
最近流行のセロトニンの不足と言われる病因も、「あくまで仮説」と表現されていて、好感が持てました。
新書として、内容は充実している方ですが、一通りのメンタルヘルスについて体系的に学んだ後からだと、少し足りないように思いました。
逆に言うと、最近不調だが病院に行くほどではないかなといった方や、家族・知人がメンタルを病んでいるという状況で、病気について知りたいというのであればお勧めいたします。