主人公の少女こゆるは冬休みにドイツへ渡り、
尊敬する先輩の光子と共に長距離飛行機レースへ参加するというストーリー。
1巻では学校とドイツでのエピソード、そしてレースの途中まで描かれています。
1ページに横長のコマが縦に4つ並び、コマ枠外が黒く塗られている形式の漫画です。
美しい人物描写に加え、背景や飛行機も緻密に表現されています。
品のある台詞回しも印象的で、まるでヨーロッパ映画を観ているようでした。
優しくロマンチストなこゆるを始め、
知的でやや茶目っ気のある女性執事ラウラや
レースに参加するライバルのパイロットまな希など、
登場人物も魅力的で素晴らしかったです。
そしてなにより、物静かですが強い意志を持ってレースに挑む
光子の凛とした美しさが際立っていました。
一読して幻想的な雰囲気に完全に引き込まれてしまいました。
今後のレース展開、こゆると光子の絆、
そして題名である「ななめの音楽」の意味とは?
早くも続きが気になり、2巻を楽しみに待っています。