ほのぼのラブストーリー。年齢差ありだけど、峻がすごく大人ってわけでもない。結構佳のとっぴな行動に振り回されているところもあるのであまり年が離れているようには感じない。
最初は佳が失恋した友人の彼女から敵視されてしまい、その理由がわからない佳。加えてなぜか峻にもキスされて、その意味もわからず悩む。
いや、悩むというよりは呆然?。すべてを後ろ向きにとりがちな佳のぐるぐるする頭の中が手に取るように描かれている。
そこに理屈とかはないけれど、なんとなくわかる・・・。
この「なんとなく」がこの本全体に染み渡ってる。
なんとなくお互い好きだったようで、峻と佳がくっつくまでが「眠れない夜のすごし方」。
二人が一度エッチしたことで「なんとなく」付き合っている状態になってその後が後半に収録されている「Sweet Lovely Morning」
このお話では進展しない二人の仲が書かれています。
進展しないというよりは、峻に迫れて意味もなく拒んでしまった佳が一人ぐるぐる悩む話。
最初はまったくそういう対象でなかった香澄と峻の仲を疑ってみたり、ちょっと登場人物に乏しいばかりに身近にいたのを無理やり当て馬的男に使っている設定が苦しいですが、まあ、最初からそうなるんでしょうねと予想できる展開。
香澄の人柄やプライベートなどが明らかになって佳も納得するわけですが、どうせなら最初から明らかにしていたほうがもっと展開が広がったのでは…とちょっといやみっぽく書いてみる…(苦笑)
せっかくだから設定をいかしてもう少し長い話のほうがよかったなあ。もったいない。
所詮は高校生の浅知恵?。そういう浅はかっぽいのがだめなら読まない方がいい。