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眠る秘訣 (朝日新書)
 
 

眠る秘訣 (朝日新書) [新書]

井上 昌次郎
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

現代は「睡眠障害」の時代である。眠りに対する不満が高まる一方、理想の睡眠を追い求める人も増えている。本書は、氾濫する科学情報や安易なハウツーに振り回されることをやめ、「眠りの本質と力」を理解すれば、自分にふさわしい眠りを手に入れられると説く。

内容(「BOOK」データベースより)

自分の眠りと上手につき合うことは、人生を豊かにします。睡眠を思い通りに操ろうとする「エセ科学情報」や、大脳だけを働かせる「ストレス社会」から一歩距離をおき、「眠りの本質」を知ることが、眠り上手への近道です。

登録情報

  • 新書: 232ページ
  • 出版社: 朝日新聞出版 (2009/3/13)
  • ISBN-10: 4022732644
  • ISBN-13: 978-4022732644
  • 発売日: 2009/3/13
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 1.8 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 209,042位 (本のベストセラーを見る)
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By vatmideo トップ500レビュアー
形式:新書
「眠りは、大脳をうまくはたらかせるためにある」とし、そのために著者が"眠りの基本法則"という「生物時計」と「眠らせる脳」を序章で示しています。通読すれば、この本には上記のことしか書かれていないともいえます。
以後は、この基本原則を元にして、具体例や理論などを解説しています。その中には「1日8時間眠らなくてはならない」といった思い込みなど、自分自身にも思い当たることがいくつかあって、自分の睡眠の質を上げるヒントとなりそうです。
脳やホルモンの話も出てきますが、苦手な人はさっさと流して読んでも、充分、ご自身の生活改善の手助けになると思います。
またP.228のまとめもヒントのおさらいとして秀逸です。
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8 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 辰己 トップ100レビュアー
形式:新書
眠りに関する本は多い。
中でも著者の井上先生は、脳科学の立場から睡眠について研究してきた
「眠りの博士」である。
井上先生は「強制」をしない。
眠りとはこうあるべき、という表現もしない。

たしかに出社時間が決まっているサラリーマンと、
不規則な生活をせざるを得ない看護士などでは、
眠りのパターンは違って当たり前なのだ。
なのに「朝型であるべし」などというのは、
どこかおかしい。著者もその点を指摘する。

 快眠のための正解はたくさんあります。自分の今の生活に、
 最もふさわしい寝起きのパターンを自分なりに創案すればよいのです。
 他人がやっていることはヒントにはなるでしょうが、そのまま真似してはだめです。
(中略)
 睡眠の理想像がある、というような幻想は捨てて、いまの自分にはこれで合格点だと
 非常に甘い点をつけることです。
 自分に備わっている睡眠力を信頼し、自分自身の「眠らせる脳」お任せして……。

基本は2つ。
1/脳内の「生物時計のリズムに従う」(規則正しい生活をする)
2/「眠らせる脳が自動的に眠り質と量を決めてくれる
   (メリハリの効いた生活をする)

そのためのヒントとノウハウが、語りかけるような口調で書かれている。
私はいまも睡眠障害に悩まされているが、
少し光明が見えてくるような本である。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ビブリオン トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
忙しい現代人は、1日24時間を有効に使うために、つい睡眠時間を犠牲にします。睡眠中は何もしないように思えるので、睡眠時間は自分で制御できるものと考えて削るのです。これが問題らしい。逆に睡眠時間は8時間だとする通説に固執し睡眠不足を恐れるのも問題のようです。著者は、現代の睡眠学が明らかにした成果をふまえ、眠りの成り立ち、役割、仕組み、保全法について眠りの復権を主張、睡眠が独立した権限をもった行為であることを強調しています。

歴史的に、眠りを充実させて管理する技術を進化させながら、人間は大脳を大きくしてきたようです。睡眠中に、我々に意識されることなく、大脳は休息と保全をし、進歩もしているそうです。著者は、その睡眠が従っている本能的な法則を2つ挙げています。○眠りは意識レベルではなく、生物一般が従っている生物時計(人では間脳の視床下部にある)の約25時間周期に管理されている。○また各人のその日の眠りの質と量は、我々の思わくとは無関係に、睡眠の過不足の情報に基づき、脳幹の中のネットワークで決められる。すなわち、生体リズムを無視して人為的に睡眠をいじくり、より良い睡眠を合成する試み。あるいは逆に定型的な正しい睡眠像を決めて、厳しくそれに従って自分の寝方を採点する。共に、上手な寝方ではないらしい。画一的なよい睡眠というものはなく、各自が一番適切な寝起きとはどのようなものか、あらゆる状況を配慮して自分で決めるのが正解のようです。

自分が勝手に思い込んでいた「良い眠り」についての先入観を篩いにかけることができます。また睡眠問題が、実は生き方の積極性の問題だったり、あるいは社会通念の先入観によることが指摘され得心できます。専門の学者が、一線を退いた後の日常生活で最新知識を揉み、法則に対する柔らかで現実的な解釈をされています。これと散見する地の文が、著者への距離を縮めていて本書の魅力を作っています。
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