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15 人中、13人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
受賞後第一作は短編集,
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レビュー対象商品: 眠り姫 (富士見ファンタジア文庫) (文庫)
「12月のベロニカ」で第14回ファンタジア大賞にて実に8年ぶりの大賞を受賞した貴子潤一郎の短編集です。バラエティ豊かな短編7編(うち3編がシリーズ物)が収録されており、シリーズ連作以外の短編集が極端に少ないライトノベルの世界ではかなり異色の受賞後第1作と言えると思います。「ベロニカ」の超変化球番外編にして、究極の純愛ストーリーである表題作(個人的には全然SFじゃないのにちょっと梶尾真治の時間SFを思わせます)。淫靡な残酷さが光る中世ファンタジーホラー「汝、信心深きものなれば」。ちょっと変わった設定のほろ苦く爽やかな青春物「さよなら、アーカイブ」。ミステリ的な仕掛けのデストピア物「水たちがあばれる」レトロなハードボイルド物〈探偵真木シリーズ〉といった内容になってます。 各編とも水準は高いですがかなり毛色の違う作品揃いであり、また(良くも悪くも)文章やキャラクターはライトノベル的ではないので今後どんな方向性で、どんなポジションを占める作家になっていくのかとても楽しみです。最近少しずつライトノベルと一般文芸のボーダーレス化が進んでいて、双方にまたがる読者としてはなかなか楽しい状況になっているので、貴子潤一郎もそんな現状を後押しする一人(乙一みたいな感じ)になるのではと予測しています。
4 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
短編集,
By さとしぃ (さいたま) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 眠り姫 (富士見ファンタジア文庫) (文庫)
短編集。短編でも実力は変わらない。 探偵真木編では、著者の趣味爆発だがそれもいい。 眠り姫は、少し涙腺を刺激された。 どの話も綺麗にまとまっているのでオススメです。
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