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眠りにつく太陽――地球は寒冷化する(祥伝社新書215)
 
 

眠りにつく太陽――地球は寒冷化する(祥伝社新書215) [新書]

桜井邦朋
5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

地球温暖化が叫ばれ、原因は人類の排出する二酸化炭素であること
が自明とされている。しかし、それは「本当」だろうか。

歴史を見れば、地球の気候に太陽の活動が深く関係していることは
明らかだ。そして現在、太陽の活動は非常に弱くなっており、あたか
も「眠りにつく」かのようである。ここから予想されるのは、温暖化
とは正反対の「地球寒冷化」なのである。

そもそも太陽の活動が地球の気候へ影響を及ぼすメカニズムとは何
か? そして、地球温暖化といわれる現象の真の原因とは?  太陽
物理学を研究して50年の著者が、解き明かす。

内容(「BOOK」データベースより)

地球温暖化が叫ばれ、原因は人類の排出する二酸化炭素であることが自明とされている。しかし、それは「本当」だろうか。歴史を見れば、地球の気候に太陽の活動が深く関係していることは明らかだ。そして現在、太陽の活動は非常に弱くなっており、あたかも「眠りにつく」かのようである。ここから予想されるのは、温暖化とは正反対の「地球寒冷化」なのである。そもそも太陽の活動が地球の気候へ影響を及ぼすメカニズムとは何か?そして、地球温暖化といわれる現象の真の原因とは?太陽物理学の第一人者による、「温暖化・非温暖化」論争に決着をつける書。

登録情報

  • 新書: 178ページ
  • 出版社: 祥伝社 (2010/10/1)
  • ISBN-10: 4396112157
  • ISBN-13: 978-4396112158
  • 発売日: 2010/10/1
  • 商品の寸法: 17 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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44 人中、42人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
意気軒昂 2010/10/9
By これでいいのだ トップ500レビュアー
 元NASA研究者、元神奈川大学長で、太陽物理学を40年以上にわたって専攻している碩学の理系エッセイ。というか、世を席巻している「人為的地球温暖化」論に対する批判・反論を淡々とした筆致でまとめた1冊になっている。また、太陽活動の減衰がもう13年に及ぶとし、このままでは地球は寒冷化に向かう恐れがあるとする、「反常識的」な推測の書でもあって、その意味では、数年前から「地球寒冷化」説を唱えている東工大の丸山博士(関連著書多数)に近い。

 一方、同時に、今年の異様な暑さについての解釈なども併記(「偏西風の蛇行」について触れていないのは残念だが)。基本にあるのは、著者ご自身も日本語訳版(「不機嫌な太陽」)で監修を務めたスベンスマルクの「宇宙線雲形成仮説」に繋がっていく自然現象としての気候変動論で、大気中の濃度いまだ0・04%にとどまるCO2などモノの数ではない、という立場からの「太陽活動」主因説の再確認ともなっている。その点では、京大理学部天文台長の柴田博士が強調されている「CO2温暖化説は宇宙物理学学界ではまだ全然定説にもなっておらず、IPCCが唱えるような、仮説を巡る合意形成などどこにもない」論(NHKブックス『太陽の科学』)と同一指向にある、と言えそうだ。
このレビューは参考になりましたか?
15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 私撰 綜(しせんそう) トップ1000レビュアー VINE™ メンバー
今年の猛暑を体験すると、地球温暖化は間違いなく進んでいる気がするが、本書はCO2による地球温暖化説に真っ向から科学的に反論する内容です。

CO2による地球温暖化説は以下の理由により否定されている。
・CO2と同じ地球温暖化ガスである水蒸気の方がCO2濃度に比べ圧倒的に多いため、CO2の濃度上昇による地球温暖化効果は無視できる。
・2009年11月17日に、気候温暖化をめぐる観測データ収集とその発表に責任を持つ機構研究ユニットが保管するeメールや電子文書がハッキングされ、世界の平均気温の急上昇に関するデータに捏造の疑いが有り、近年の気温上昇は存在しないことが明らかになった。(何故か、日本では報道されていない。)

本書ではCO2による地球温暖化説に代わる、これからの気候変動の方向と気候変動メカニズムを、太陽の黒点の数に注目し説明することを試みている。

太陽の黒点数に関係する基本メカニズムは以下の通り。
太陽活動が活発化→黒点数が増加(=観測される現象)
→太陽起源の磁場が強くなる→宇宙線の侵入をブロック→雲の発生量が変化

現在は黒点が全く観測されておらず、太陽活動が不活性化している。
→太陽起源の磁場が弱まっている→宇宙線の太陽系内への侵入量増加
→雲の発生量が増加(このメカニズムは本書を参照方)
→太陽から降り注ぐ光エネルギーが(雲にさえぎられて)減少
→寒冷化

実際、2000年以降、世界の平均気温は横這いで温暖化は進んでいないという観測データが得られている。
また、太陽の活動周期(通常は11年)が14年に伸びている。(過去の観測結果からは)活動周期が伸びると地球は寒冷化しており、これも地球寒冷化の到来(予測)を支持している。

本書を読んで「今から具体的に何をすれば良いのか?」と考えても妙案は出てきません。ただ、本書を読んで、メディアリテラシー、科学技術リテラシーの重要性を、改めて認識しました。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
入力パラメーターのはっきりしないコンピューターシュミレーションや机上の空論とは違って、過去から現在までの観測結果からの考察で説得力があります。ここに書いてある太陽活動の観測結果は最近ヨーロッパの政治家やアメリカの学者が地球温暖化と言わなくなった原因なんでしょうね。
願わくば小氷期が小規模で夏でもテムズ川が凍るような世界になりませんように。
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