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彼の閃きの凄さは、北朝鮮当局との対話で「カミシモをつけずに本音で語り合ったら何か風穴が開くのではないか?・・」と感じ、最も日本で対北朝鮮強硬派と目されていた平沢勝栄拉致議連事務局長を引っ張り出したところにある。
そして怒号の飛び交う北京会談。
子ども達の出迎え案を引き出し、その後の山崎・平沢大連会談をセット、この後ついには小泉首相5.22二回目の訪朝が実現。子ども達の帰国とジェンキンス氏の帰国へと大きく情勢が動いていくことになる。
いかがわしいブローカー・・二元外交・・売名行為・・論評に値しない・・と非難され、泥をかぶりながらも、子ども達の帰国へ向けた努力を惜しみなく実行、ついに山を動かし、結果を出した男の飾らないダンディズムがそこにあった。
若宮さんお疲れ様でした。そしてありがとう。
拉致問題自体が完全に解決したわけではない現時点で、このような暴露本が出てしまって今後の日朝関係を難しくするのではないか、と思わないでもない。この非公式会談に関する記述は全体の約半分程度で、残りはその後日談のような印象をうける。ただ、内容が非常にセンセーションなので、全体としてお薦めする。
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