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真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝 (講談社文庫)
 
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真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝 (講談社文庫) [文庫]

淵田 美津雄 , 中田 整一
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 830 通常配送無料 詳細
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真珠湾攻撃総隊長の回想 淵田美津雄自叙伝 (講談社文庫) + 日本軍のインテリジェンス なぜ情報が活かされないのか (講談社選書メチエ)
合計価格: ¥ 2,510

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商品の説明

内容紹介

戦争と平和を
奇襲攻撃とキリスト教伝道を
人生を二度生きた男

○真珠湾攻撃隊、360機を率いてハワイ上空からトラトラトラを打電した男
○ミッドウェー海戦時、艦上で病に倒れ沈没する空母から九死に一生を得た男
○海戦史上名高いレイテ湾突入作戦を、連合艦隊参謀として構想した男
○航空参謀として原爆投下の前日まで広島に滞在し、7日に爆心地に入った男
○敗戦に抵抗した厚木基地を解放し、そこにマッカーサーを出迎えた男
○降伏調印式を戦艦「ミズーリ」号で、屈辱のうえに目撃した男

この男、淵田美津雄海軍大佐は終戦6年後、突然、キリスト教に回心し、
平和の伝道者として憎しみの連鎖を断つよう、アメリカで、日本で人々に訴えた。

日米合作映画『トラトラトラ』では、田村高廣が演じた日本海軍のヒーローが、
生前したためていた自叙伝を発掘!
真珠湾攻撃から66年目にあたる今年初公開する。
海軍でも名文家の誉れが高かった男の文章は、
臨場感あふれ読み応え十分。
かつ推薦の言葉を寄せてくださった保阪正康氏に、資料性も高いと言わしめた一冊です。 --このテキストは、 単行本 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

海軍機動部隊の精鋭三百六十機を率いハワイ奇襲作戦を陣頭指揮し、ミッドウェー海戦で重傷を負い、原爆投下直後の広島で被害調査に従事し、厚木基地にマッカーサーを迎え、ミズーリ号での降伏調印式に立ち会った淵田美津雄は、戦後キリスト教に回心し仇敵アメリカへ伝道の旅に出る。激動の時代を生き抜いた男の真実とは。

登録情報

  • 文庫: 552ページ
  • 出版社: 講談社 (2010/11/12)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062768054
  • ISBN-13: 978-4062768054
  • 発売日: 2010/11/12
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.4 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (17件のカスタマーレビュー)
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30 人中、27人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 この回想録は2部に分かれる。軍人としての淵田と、キリスト教伝道者としての淵田である。この回想録の前半がキリスト教伝道者に引っ張られて、反省・反省のいわば自虐的なものだと面白くないと思って読んだがさにあらず、バッチリと軍人・淵田が息づいていた。語られていることは、すでに知っていることも多いが、ミッドウェーの海戦がその前のドゥーリトルによる東京爆撃に矜持を傷つけられた山本五十六の云わば復讐で、戦略的な合理性を欠いていた、といった指摘は戦争の人間臭さを感じさせて面白い。この回想は事実があってから随分と時間が経ってから書かれている。結果が分かってから書かれているのだから、多少とも我田引水的な点があるのでは?と思うがよくわからない。その点は、中田整一氏の親切な解説で補われている。後半の伝道者としての回想は信仰の問題だから、色々の読み方があるだろう。
このレビューは参考になりましたか?
7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By machine
形式:文庫
新しく発表された真珠湾攻撃隊長の自伝として、興味深く読みました。4部までの敗戦までと5部の回心での戦後のキリスト教伝道活動と2つのテーマにわかれています。
まずは、太平洋戦争を通して海軍航空隊の要職であった氏の経験や考えがよくわかります。 生い立ちから真珠湾攻撃(トラトラトラ)の計画と実施までに、大戦記述の約半分(180項)を費やしていることから氏の緻密な性格が、また航空主兵論の信奉者としての一途な性格もよくわかります。
ただ、氏が清濁併せ呑むいわゆる豪傑といったタイプでないというのが、彼の指揮官批判、組織批判(勝負度胸 289項、山本五十六凡将論 201項)などからわかります。 彼は組織のトップというよりは 緻密で一途な性格の現場を率いるリーダーまたは幕僚といったタイプでしょうか。それらの批判は若干一面的だなと思いました。 それらには章末の中田整一氏の解説が文献を引用してやんわりとバランスのとれたフォローアップをしてます。
 保坂氏の解説ではキリスト教への信仰で日本の軍人からの交友が狭められたとありますが、私はむしろ、それにより可能になったアメリカの元指揮官たちとの交友の記録が参考になりました。とくにマッカーサーの対日占領政策の反省(465項)などは、初めてあかされたもので、政治的にもかなり貴重な発言なのでは?と思いました。
戦後しばらくして書かれていることもあってこれは氏の心象風景で、いくつか欠落している戦いもあります。日本海軍が、航空部隊の大半を失った天王山の戦いには 昭和18年11月のブーゲンビル航空戦(ラバウル撤退)と、昭和19年6月のマリアナ沖海戦(サイパン撤退)がありますが、それらについてはまったく記述がありません。 年表によると ブーゲンビルのときは氏は第一航空艦隊主席参謀、マリアナでは連合艦隊主席参謀で、とくにブーゲンビルで第一航空艦隊の8割の戦力を失った戦いの当事者なのに?という思いがありました。 個人でこつこつと書き溜めた日記に近いものなので、やはりその辺が限界かなと思います。
 陸軍批判は彼と「機動部隊」を共著した奥宮氏もどうようなことを書いておられますが、それにたいしては、亀井宏 「ガダルカナル戦記 第一巻」(光人社)の大本営陸軍参謀の井本氏の記述(196項)を参照されたい。陸海軍の対立の根本をもっとも的確に、客観的に記述していると思います。
 彼の妻も書いているように欠点も多かった淵田氏が、これだけおおくの知己をえて、遺稿が出版されるというのは、やはり氏が周りから愛され、信頼されていたのだなとも思います。
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7 人中、7人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
紳士と将校 2010/10/11
By eiger99
形式:単行本
淵田氏が真珠湾で何をしたのか、ミッドウェイでどうだったのかは、映画や戦記で多少の知識は持っていたが、戦後をどのように生き抜いたのかは全く知らなかった。

ワシは戦記も好きだし、極地探検の話も好きだし、シビアな登攀記も大好きだ。極限の状態で個人やチームがどの様に行動したのか?何を考えていたのか?そこに至るまでにどんなトレーニングを経たのか?興味は尽きない。本を読む楽しみの一つとして「追体験」を求めるワシとしては、これほど贅沢な題材は無い。

ここ数年の中では最高に感動した。まさしく小便に行く暇、寝る暇を惜しんで一気に読んだ。帯にある「史実の書き換えを迫る貴重な書である」というのはガセではない。どなたでも一読の価値はある。

映画「トラ・トラ・トラ」に於いて田村高広が演じた淵田氏と、本書の表紙で使用されている淵田氏の写真がそっくりだったのには笑った。元々、黒澤明がメガホンを執る予定だったあの映画、深作欣二監督の手に移っても、しっかり細かなディテールを踏襲したのだと今更になって気付いた。

言うまでも無いことだが、この自叙伝の論評や批判の争点の中心を戦争の是非にもっていくのはナンセンスだと思う。
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