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真珠の涙にくちづけて (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション)
 
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真珠の涙にくちづけて (二見文庫 ザ・ミステリ・コレクション) [文庫]

キャサリン・コールター , 栗木 さつき
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容紹介

C・コールターが描く波瀾万丈の愛

衝突しながらも激しく惹かれあう勇み肌の伯爵と気高き“妃殿下”
彼らの運命を翻弄する秘宝とは……

ヒストリカル三部作「レガシーシリーズ」第一弾!

ジョゼフィーナは伯爵の庶子ながら、その抜群の美貌と凛とした雰囲気のため“妃殿下”と呼ばれている。
だが自身の出自に負い目を感じる彼女は周囲に心を閉ざし、ある“仕事”をしながら静かに暮らしていた。
そんな折、“妃殿下”の名付け親である幼馴染のマーカスが突然やってきて、伯爵の死と彼が爵位を継いだことを
告げる。さらに後見人として、伯爵邸での同居を提案するも、自立した生活を送りたいと拒むジョゼフィーナ。
だが伯爵の遺言が明らかになると、ふたりは思いもかけぬ事態に巻き込まれていき…!?
原題:The Wyndham Legacy


◆ 著者について
キャサリン・コールター Catherine Coulter
1978年に作家としての活動を開始。以来本格的な長編ヒストリカル・ロマンスで一躍注目を集める。
88年にNYタイムズのベストセラーリストに名を連ねるや、今日にわたり実に45作品以上を同リストに送りこんでいる。


◆ キャサリン・コールター 既刊
< ヒストリカル・ロマンス"夜"トリロジー >
『 夜の炎 』
『 夜の絆 』
『 夜の嵐 』
< ヒストリカル・ロマンス"スター"シリーズ >
『 黄昏に輝く瞳 』
『 涙の色はうつろいで 』
『 忘れられない面影 』
『 ゆれる翡翠の瞳に 』
< FBIシリーズ >
『 迷路 』
『 袋小路 』
『 土壇場 』
『 死角 』
『 追憶 』
『 旅路 』
『 失踪 』
『 幻影 』

『 カリブより愛をこめて 』
『 エデンの彼方に 』
( いずれも二見書房 ザ・ミステリコレクション )

内容(「BOOK」データベースより)

ジョゼフィーナは伯爵の庶子ながら、その抜群の美貌と凛とした雰囲気のため“妃殿下”と呼ばれている。だが自身の出自に負い目を感じる彼女は周囲に心を閉ざし、ある“仕事”をしながら静かに暮らしていた。そんな折、“妃殿下”の名付け親である幼馴染のマーカスが突然やってきて、伯爵の死と彼が爵位を継いだことを告げる。さらに後見人として、伯爵邸での同居を提案するも、自立した生活を送りたいと拒むジョゼフィーナ。だが伯爵の遺言が明らかになると、ふたりは思いもかけぬ事態に巻き込まれていき…。

登録情報

  • 文庫: 565ページ
  • 出版社: 二見書房 (2012/1/23)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4576120034
  • ISBN-13: 978-4576120034
  • 発売日: 2012/1/23
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.8 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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By ガブリエル トップ1000レビュアー
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ヒロインは9歳のときに自分がジェイムズおじさまの姪ではなく娘、“私生児”だと知る。
氷のように冷たい軽蔑と嫌悪にさらされたその日を境に、無邪気でよく笑う少女は無口になり、感情を見せなくなった。
そんな少女を5歳年上のいとこのマーカスは“妃殿下”と呼びはじめた。お高くとまっているから、と。
やがて、だれもが彼女のことを“妃殿下”と呼ぶようになった。

≪レガシー≫シリーズ第1弾。
レガシーには「遺産」「遺物」という意味があるそうで、
この物語も前半はチェイス伯爵ジェイムズの遺産をめぐる大騒動が、後半はウィンダム家の秘宝にまつわる謎解きがメインストーリーになっています。

しかし、この作品の読みどころは、なんといっても妃殿下とマーカスの丁々発止の攻防戦でしょう。
妃殿下は、そのあだ名の通り常に冷静で落ち着いた態度をくずさない、凛とした物腰の絶世の美女。
対するマーカスは、それとは正反対。妃殿下が静かな湖なら、彼は活火山。
短気。せっかち。喜怒哀楽が激しい。すぐにかっとして、思いついたことはそのままなんでも吐きだす。行動も起こしてから、考える。
手を焼かせる頑固者で、わからず屋。  
通常のロマンス小説では、本心を明かさず心開かないのはヒーローなのですが、この作品ではまったく逆。
妃殿下の超然とした雰囲気をくずしたい、笑顔でも怒りでもなんでもいいから感情を見せてほしいと、じたばたするのはマーカスの方です。
彼女の反応を引き出したくて、けなし、あざけり、暴言をはき、反応がないのに苛立つマーカスは、自分の言葉や態度がどれだけ妃殿下を傷つけているのか
気づきません。鈍感です。
さんざん彼女にわめきちらしたあとで(実際、これだけヒロインに対してわめきちらすヒーローは、まずいない)、自分の馬鹿さ加減に腹を立て、罪の意識を覚えて
後悔するけれど、素直に謝ることも態度を改めることもできなかったりします。
このあたりのやりとりは、読んでいて微笑ましく思う反面、結構じれったいです。
しかし、物語の中盤で、妃殿下がマーカスを助けるために取ったある行動が彼のプライドと男の沽券を傷つけ、彼を本気で激怒させ、事態を一変させます。
どうしても妃殿下を許せないマーカスは、彼女を責め立て、侮辱し、ぎりぎりまで追い詰めてしまった結果、とうとう妃殿下を逆上、怒りを大爆発させてしまうのです。
この憤怒事件(←ものすごくおもしろい)がひきがねとなり、妃殿下は素直に感情を表現できるようになり、逆にマーカスは自制心を発揮するようになります。
マーカスに怒りをぶちまけ、やきもちをやきまくる妃殿下はとても可愛く、2人のやりとりもまさに痴話げんかといった感じで、読んでてにんまりしてしまいます。

もうひとつの読みどころが脇を固める登場人物たち。
妃殿下の従者兼料理人のバッジャー、マーカスの従者スピアーズ、妃殿下のメイドのマギーの3人は特にいい味を出していて、
この3人が“妃殿下とマーカスの保護者”よろしく2人の仲を取り持とうとしたり、守ろうと奮闘したりする場面はとても楽しいです。
それ以外の人物も全員キャラがたってて、個性的。めちゃくちゃ濃いです。ただ、人数が多くて濃すぎるかも…。
正直、人数も動きも多すぎてごちゃごちゃ、特にラストの方はどたばたしてるかなーと感じました。

作品の完成度からすると★4だけど、ヒーローの魅力とストーリーを盛り上げるヒロインの“謎の仕事”を加味して★5。
しっとりした大人のロマンスでは断じてありませんが、24歳と19歳の初々しく騒々しい恋物語&謎解き。
おもしろかったです。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
キャサリン・コールターの本は大好きなのですが、読み終えたあとの幸せ感がなかったです。
ヒーローとヒロインを好きになれなたっかからでしょうか。伯爵領相続の条件のため結婚。なんか、内容に無理を感じました。相続するはずの息子がボート事故で亡くなり、甥に。条件は、愛人との間に生まれた私生児の美人さん。実子である双子の娘達は、蚊帳の外。
星二つで、ごめんなさい。
好みが分かれる本かもしれません。
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By チエ
「シャーブルックの花嫁」が好きな人は楽しめると思います。
でもヒーローであるマーカスの傲慢さは、ダグラスの5倍はあるので気を付けて下さいね。

主人公の妃殿下はマーカスにも私達読者にも本心をなかなか見せません。
珍しい展開で私はとても楽しめました。
どうして妃殿下はこれだけ暴言吐かれても耐えるのかが、ページ半分くらい読んでやっとわかります。

後半は耐えに耐えた妃殿下の爆発が気持ちいいです。
「愛のかけらは菫色」が好きな人にもお薦めかもしれません?
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