■小宮山博史・府川充男・小池和夫3氏の共著『真性活字中毒者読本』(柏書房、2001年9月30日、本体4500円)。3人はいずれも印刷史研究会同人。「新聞の切れ端から朝毎読を見分けるくらいは朝飯前、築地活版・秀英舎・精興社・三省堂・岩田母型・モトヤ・日本活字工業・錦精社等々、主要な活字の系統は細部にいたるまでそらんじている」(はしがき)わが国屈指の研究者なのである。
■「活字書体研究家」すなわち「真性活字中毒者」による論考、講演、対談、座談、インタビュー等で構成された怒涛の四百頁。珍しい図版が多数収録されている。強く推薦したい。
■ぜひ、同じ出版社から刊行されている印刷史研究会編著『本と活字の歴史事典』と合わせてお読みいただきたい。