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真実―新聞が警察に跪いた日
 
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真実―新聞が警察に跪いた日 [単行本]

高田 昌幸
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,995 通常配送無料 詳細
o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o o
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

甲84号証―。北海道警察の元大幹部が裁判所に提出したA4判で四〇〇ページ近くもある膨大なその証拠文書には、裏金報道をきっかけに厳しく対立した北海道警察との関係修復を図ろうとする北海道新聞社の幹部らの「秘密交渉」の一部始終が詳細に書き記されていた。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

高田/昌幸
1960年高知県生まれ。法政大学卒業後、1986年に北海道新聞社入社。本社報道本部次長、東京支社国際部編集委員、ロンドン支局長などを経て、2011年6月に同社を退社。2004年、取材班代表として、北海道警察裏金問題を追及する一連の報道で新聞協会賞、日本ジャーナリズム会議(JCJ)大賞、菊池寛賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 285ページ
  • 出版社: 柏書房 (2012/03)
  • ISBN-10: 4760141146
  • ISBN-13: 978-4760141142
  • 発売日: 2012/03
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.4 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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41 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
昨年(平成23年)の6月に25年間勤め上げた北海道新聞社を辞める
こととなった著者高田昌幸氏の、道警裏金問題報道に端を発した道警と
北海道新聞社の対立、北海道新聞社がその道警の前に膝を屈するに至る
経緯などを詳細な記録とともに記した総括の書であり、非常に良質なノ
ンフィクションに仕上がっている。

道新は平成15年11月に放送された報道番組「ザ・スクープスペシャ
ル」での旭川中央署での「裏金づくりの実態」をきっかけとして、著者
である高田デスク以下、道警裏金問題取材チームの記者たちは、以降1
年以上にも及ぶ道警裏金問題を追及することとなる。

「道警の組織的な裏金づくりを公式に認めさせる」ということを最終目
標に始まった追及キャンペーンは、最終的に1400本を越える記事と
なり、その間、元道警釧路方面本部長であった原田宏二氏が実名で告発、
さらには、「道警幹部を逮捕せよ」、「追及・北海道警「裏金」疑惑」
という二冊の書籍を刊行するに至った。

追い込まれた道警は平成16年11月、遂に「組織的な裏金づくり」を
認めることとなる。

道警裏金問題追及の一連の報道は新聞協会賞、JCJ賞、菊池寛賞を受
賞し、北海道民には「調査報道の道新」を強く印象付けた。

そんな喜びも束の間、道警の北海道新聞社に対する反撃は始まっていた
のである・・・。

そこからの北海道新聞社が道警に屈していく様は、道新VS道警に止ま
らず、報道機関が権力に対峙することの難しさや、報道機関の会社組織
としてのあり方といったものをあらためて考えさせられることになる。

この本に記されたような権力サイドの有形無形の圧力が、日本の報道機
関全般に与えているであろう影響は、本来、権力をチェックする使命を
担っているはずの報道機関が、それを忘れたかのように権力に寄り添っ
た「発表報道」に紙面の多くを割く現状を見れば、少なくないのだろう
と理解できる。

しかしそれは報道機関としての「自死」を意味する。

著者はこの4月から高知新聞社記者としてのスタートをきることになっ
た。高知新聞社は道新に先駆けて高知県警の裏金づくりキャンペーン報
道を行った気骨のある新聞社と聞く。

さまざまな場面で「調査報道」の重要性や「報道のあり方」を語ってき
た高田さんならば、新天地でもきっと素晴らしい仕事をされることだろ
うと期待している。
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 跪いちゃってます 2012/9/20
By 禁鳥
衝撃という意味では、かなりのものがあります。
まあね、権力とマスコミが裏で手を握るというようなことは、
それはね、あるんでしょうとは思います。
新聞が裏で時の政権に深く関与するとかいうこともあるというし、
もっと日常的には、
マスコミは記者クラブで権力から情報を「いただく」ために
批判的なことを書きづらいということもありましょう。

とはいえね、ここまで詳細に道警と道新との
「裏取引」の様子が明らかになってみると、
これはもう衝撃以外の何ものでもない。
政治の頂点でも、また底辺というわけでもない、
真ん中くらいのところで起こっている話だから生々しく、
またやりとりの再現にも非常なリアリティが
あるために身に迫る迫力があるのです。
本書の副題のとおり、
まさに「新聞が警察に跪い」ている、その現場。

警察と徹底的に対峙した記者の視点からの本ですから、
違う視点から見ると見え方は違うのかもしれませんが、
でも結局道新のやりたかったことというのは、
警察と対立しっぱなしでは情報取れないし仕事にならないから
早く「仲直り」して元の情報をもらえるような関係になりたいと。
いかにすばらしい調査報道をやろうと、
権力との関係では結局そういう考えに戻らざるを得ないところが、
記者クラブ問題に象徴される日本のマスコミ問題なのでしょう。
とても根深い問題でございますね。

そういう問題が放置されているということは、
元道警稲葉氏のいう「覚せい剤と大麻の密輸見逃し」などの大問題も、
明るみに出にくい状況であり続けると。
こういうのを読んでいると、
闇に葬られる警察の不祥事なんかはいくらでもあるだろうと思うし、
逆に出てきた不祥事も素直に受け止められない感じがしますね。
何がどうなって出てきているのかがもうよくわからないという。
日本社会に生きる人には読んでおいていただきたい傑作ですね。
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 調査報道なんて夢のまた夢だ。 2012/6/4
By Gori トップ100レビュアー VINE™ メンバー
Amazon.co.jpで購入済み
北海道新聞は北海道警に跪き、裁判所は誤った判断を繰り返す。
マスコミと警察はズブズブで、
現場の警察官は高卒の叩き上げで、大卒で高給取りの記者に嫉妬しており、
行政の官僚は、記者を頭の悪い奴と馬鹿にしており、
政治家と記者は利用しあっており、
調査報道なんて夢のまた夢だ。
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