作家の公式サイト(BTC)の書き込みがベースになっていて
書き込みしたことに呼応して書かれているものも多くあり、
「手紙」として、本にするには、出だしから立ち位置に
難しいものが、自ずと企画に限界が、あったのではと思います。
ただ、そのまま雲散霧消してしまうにはモッタイナイと
思っていた一人でしたから、こうして上梓されたことを
喜ぶものです。
実は、BTCには書き込みをされる方々によって、美しい
日本語で綴られる、喜怒哀楽と生老病死にかかる秀逸な
文章が日々連綿とあります。
「手紙」は往復あって全容が推し量れるものとおもいます。
そこで関心のある方は、BTCの醍醐味をリアルタイムで感じ
とられればよいのではないでしょうか。きっと、そこに
心地よい空気が流れていることを感じ取れることでしょう。
作家の決意を掲げておきます。
ぼくは「流転の海」全巻完結させなければ決して死に
ませんので、BTCのみなさんもだれひとり脱落せず、全巻
読破をお願いいたします。集中して頑張って書き続ければ、
あと5年くらいで完結できるかなぁ。
故・児玉清さんは、「宮本さんが流転の海を完結したあとの
反動が怖い」と仰っていましたが、その節目を必ず乗り切って、
宮本輝の第2期に入っていくつもりです。
ちなみに、私はこれから「流転の海」を読もうとする不埒な
BTC書き込み人間です。