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真夜中のギャングたち
 
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真夜中のギャングたち [単行本]

バリー ・ユアグロー , 柴田元幸
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
価格: ¥ 1,944 通常配送無料 詳細
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商品の説明

内容紹介

北野、清順、深作……ヤクザ映画が、超短篇名手の想像力に火を点けた――

コミカルだけど、せつない。格好いいけど、胡散臭い。職人芸の偽ノワール47本。

●一人の殺し屋が、前の月に殴り殺した男の幽霊に出くわす話。
●一人のチンピラが、空中浮揚できることを発見し、大騒ぎとなる話。
●一人の警官が、張り込みに飽きて、自分が容疑者だという空想にふける話。
●一人のギャングが、裏切った仲間を殺しにフェリーに乗るが、どうしても降りられない話

一人の泥棒が、何ともヘマなことに、魔女がついいままで新しい呪文を練習していた家へ空巣に入る。(「泥棒のヘマ」)

暗黒街で働く医者が驚くべき結論に達する。自分が仕えている、ギャング団の威厳あるボスが、血と肉から成る肉体から、ある種の不活性かつ不浸透性の物質に変わってしまったのだ。(「象牙」)

長年反目してきた二人のギャングが、伝統に敬意を表して、昔のやり方でたがいの敵意に決着をつけることにする。(「昔のやり方」)

内容(「BOOK」データベースより)

一人の殺し屋が、前の月に殴り殺した男の幽霊に出くわす話。一人のチンピラが、空中浮揚できることを発見し、大騒ぎとなる話。一人の警官が、張り込みに飽きて、自分が容疑者だという空想にふける話。一人のギャングが、裏切った仲間を殺しにフェリーに乗るが、どうしても降りられない話。―職人芸の偽(フェイク)ノワール47本。

登録情報

  • 単行本: 273ページ
  • 出版社: ヴィレッジブックス (2010/11/20)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4863322933
  • ISBN-13: 978-4863322936
  • 発売日: 2010/11/20
  • 商品パッケージの寸法: 16.8 x 13.8 x 3 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 288,938位 (本のベストセラーを見る)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By KeY
形式:単行本|Amazon.co.jpで購入済み
 「一人の男が・・・」に引き摺りこまれたので、も一度、あの感触を体験したくて、入手。あちらは、夢に特化されていた分、頭の先まで浸かったけど、こちらは、胸くらいかな。首かな・・・。でも、一旦、手にすると、ずぶずぶずるずると、どろ?沼に嵌って行く。
 この作品は、「一人・・・」の打ちっぱなしの夢と違って、大体が、オチがあるので、そちらを楽しもうとすると、頭の先まで、浸かっている訳にも行かないといった感じだろか?少し、正気を保ってしまう所が、良し悪しか・・・?
 ブラウン、ダール、ティプトリー辺りの、大オチとは、全く異質の、一般市民にとって、理解を超えた(似非?)ノワール世界の幻想から滲み出て来る、小オチに、絡め捕られる感触。
 装丁も、頁(パルプ?)も、挿絵も、なかなか小粋で、手にしている事が、楽しいというおまけ付き。(電子本じゃ、できない芸当)
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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ある一人の〇〇が… 2011/1/19
形式:単行本
一人の男が、詐欺師、殺し屋、若いチンピラ、宙に浮いた椅子が運命と対峙して消えてゆく47本の短篇。おもしろかった!

組織のボスも下っ端も、有能でも無能でも、寡黙なやつも囀ずるやつもかきまわされて出来た一冊。なんというか稼業ゆえの無常さが、切実に、乾いた文体で書かれています。 わたしが気に入ったのは、若いスリが稼業の掟を破る「ピンクの夢」〈事態はもう二度と元には戻らない〉〈こうしてスリは、しけた半端仕事のそのまた使い走りで食いつなぐ身に落ちぶれる〉〈これが犯罪の世界なりの、侮蔑のまなざしとともに施される慈善なのだ〉〈スリはその施しに甘んじる〉。

訳者あとがきに〈ユアグローのヤクザ・ギャング映画オールタイム・ベスト10〉が載っています。そのリストがまたたのしい!好きな向きには目を通しておくと、いっそう本篇が味わえるとおもいます。
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2 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0 淡々と死ぬロクデナシ 2011/1/18
形式:単行本
ギャングというか、裏社会に棲む人間を題材にしたショートショート集です。
心理描写はほとんどなく、本当に淡々と事実描写が流されてゆきます。
しかし読者は、結局、「次まで読んでやめよう」を繰り返して、この本を読み終えてしまうことでしょう。
著者の妙か訳者の妙かはわかりませんが、それは確かです。
何人のロクデナシが死んだか? 
白黒のストーリーの中、それを数えるのもまた一興。
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