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真夏の犬 (文春文庫)
 
 

真夏の犬 (文春文庫) [文庫]

宮本 輝
5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

少年の日の悲しみ、青春の日の痛みを、強く深く語りかける九つの秀作短篇群。作家の人間への暖かい眼差しが、ジカに伝わってくる

内容(「BOOK」データベースより)

野良犬に囲まれた夏の日の恐怖、転校してきた混血の美少女をめぐる争い、アル中の母と住んだ古いアパート、奇妙な香具師が売っていた粉薬、同級生の女の子の危険なささやき…。歳月のへだたりを突き抜けてよみがえる記憶を鮮烈に刻みつけ、苦悩と慰めの交錯する人生への深い思いを浮かびあがらせた九つの短篇。

登録情報

  • 文庫: 237ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1993/04)
  • ISBN-10: 4167348098
  • ISBN-13: 978-4167348090
  • 発売日: 1993/04
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.6  レビューをすべて見る (5件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 123,012位 (本のベストセラーを見る)
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
最高の短編集 2004/8/28
形式:文庫
空港の本屋で長い飛行時間を潰す一冊として何の気なしに買ったのが最初です。そして、これが私にとっての初めての宮本作品でした。それから泥の河、道頓堀川、青が散る・・・初期の宮本作品のとりこになっていくのですが。

これまでに経験したことがない程、強烈で人間臭く、心に大きな衝撃を受けた小説に出会ったのは初めてです。登場人物は皆、大阪弁ですが、これがもし、標準語や他の方言だったらこんな風な独特な魅力を放っていなかったのではないでしょうか。

この小説を読んでいると、子供の頃の、真夏のぎらぎらと暑い日に遠く、蜃気楼を見たときの感覚とか、大人の世界の、子供である自分がまだ見てはいけない、あるいは知らなくてもいいことを偶然、見たり聞いたりしたときの何とも言えない感覚であるとか、体験して感覚として記憶しているものの言葉で言い尽くせない何かが思い出されてくるのです。短編集というと大抵、そのうちの一篇、二篇気に入ったものに出会えるいう所ですが、これはどれも独特の強烈な個性をもち、本気で心にぶつかってきます。まだまだもっと読みたい、終わってしまうのがもったいと感じられる一冊です。

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By jinya
形式:文庫
 全てのストーリーが僕にはセピア色を思い起こさせる。その暗さ。重さ。日本の関西の過去の話である、ということ。それらがあいまって、そういう色を出す。
 「駅」という話。これは後味も比較的さっぱりしていて好きだ。テレビドラマにできそう。
このレビューは参考になりましたか?
形式:文庫
子どものこころの細かい変化を書かせたら
この人の右に出るものはいないと思います。
この真夏の犬は短編集ですが、そのなかの
「真夏の犬」でも細やかな描写で刻々と変化する
少年の心情が描き出されています。
純文学の世界で、子どもの時に経験した気持ちを
もう一度と感じたいという方!ぜひ、ご一読をオススメします。
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