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シェイクスピアのなかでも、とくに華やかさが突出する本作は何度も映画化されてきたが、この99年版はファンタジックな持ち味が全面に開花している。イタリア、トスカーナ地方でのロケや、伝説のチネチッタ撮影所に作られた魔法の森のセットにより、原作が追求するテーマが見事に再現された。舞台は19世紀という設定。若い男女4人の愛の関係が、妖精の媚薬によるイタズラでとんでもない方向へ発展するストーリーは、はっきり言ってそれほど重要ではない。愛に絡んだ要所での名セリフや、俳優たちの誇張した演技を楽しめばいいのである。
特殊メイクでロバになるケビン・クラインら人間たちを演じる俳優もいいが、やはり妖精役のキャストに惹きつけられる。ミシェル・ファイファーの自分勝手な女王と、素顔がダブるルパート・エベレットのゲイっぽい王の掛け合いに爆笑。自転車が登場するなど古典と現代劇を橋渡しする工夫もおもしろい。ゴージャスな美術と、にぎやかな共演により、辛らつなテイストはやや不足してしまったが、肩の力を抜いて楽しめるシェイクスピアという点がオススメである。(斉藤博昭)
特殊メイクでロバになるケビン・クラインら人間たちを演じる俳優もいいが、やはり妖精役のキャストに惹きつけられる。ミシェル・ファイファーの自分勝手な女王と、素顔がダブるルパート・エベレットのゲイっぽい王の掛け合いに爆笑。自転車が登場するなど古典と現代劇を橋渡しする工夫もおもしろい。ゴージャスな美術と、にぎやかな共演により、辛らつなテイストはやや不足してしまったが、肩の力を抜いて楽しめるシェイクスピアという点がオススメである。(斉藤博昭)
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
"ウィリアム・シェイクスピアの戯曲を19世紀のイタリアに設定し、M・ファイファーなどの豪華キャストで映画化。妖精・パックの失敗で、人間と妖精が入り乱れる一夜の恋の騒ぎが起こる。“2枚で¥1,990 第6弾”キャンペーン。"
内容(「Oricon」データベースより)
シェイクスピアの戯曲の中でも最も親しまれ、何度となく演じられてきた「真夏の夜の夢」を映画化した作品。“2枚で¥1,990 第6弾”対象商品。