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看護現場学への招待―エキスパートナースは現場で育つ
 
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看護現場学への招待―エキスパートナースは現場で育つ [単行本]

陣田 泰子
5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「MARC」データベースより)

「教室で考える看護」の対立概念である「看護現場学」をキーワードに、今、大きく変化している医療現場で生きる人々の姿を、看護師になって40年近くになる筆者が描く。

登録情報

  • 単行本: 216ページ
  • 出版社: 医学書院 (2006/04)
  • ISBN-10: 4260002562
  • ISBN-13: 978-4260002561
  • 発売日: 2006/04
  • 商品の寸法: 18 x 13 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
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30 人中、29人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
患者、及び患者の家族の視点で読んでみました。

医療関係者ではありません。途中、企業の経営層、マネジャー層にも耳の痛い(役立つ)視点もありましたが、最後に解き明かされる「内発的発展」の証明には、度肝を抜かれました。

看護のエキスパートになるために必要なのは、経験の長さではない。

患者(現場)から学び、意味づけ、知識から智恵へと昇華させる概念化する意識の有無である。いくら経験年数を重ねても、価値を人に伝えられなければ、ただ年数を過ごしているだけ。

帰納法的アプローチを求められるナースの視点からしか導き出せない結論と思う。

「病気はマイナスではない」「病気も、人生において重要な意味を持つ」・・・このことを、患者の夫の手紙で証明して見せている。

病気を何とかするのではなく、病気を受け入れ、病気と向き合うことに苦労している患者に会いに「橋を行き来する」ナースの役割を、患者のセルフケア能力を引き出す行為とも表現している。

著者自身の、体験、観察記録は崇高な人間味を感じさせ、涙腺の緩い人は、タオル無しでは、読み続けられない。

感動の連続ではあるが、自身の体験を概念化する力強さは、慈悲深い科学者の姿勢を感じる。

博学ではあるが博学を感じさせない。知識を知識に留めず、事象を概念化する「道具」として根付かせている。

分野は違うが、介護現場で悪戦苦闘する私の娘が、震え上がるくらい感動したのも無理はない。

医療関係者に限らず、「生命力」「人間の尊厳」に関心ある人に広くお勧めしたい、珠玉の1冊です。
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