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省察・情念論 (中公クラシックス)
 
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省察・情念論 (中公クラシックス) [単行本]

デカルト , Ren´e Descartes , 井上 庄七 , 野田 又夫 , 森 啓
5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

形而上学から出発して道徳問題の解明に向かう哲学的探究。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

デカルト
1596~1650。フランスの哲学者、数学者。数学的明証性を学問的認識の模範と考え、あらゆる不合理を批判検討する立場を確立した。そのことによってしばしば近代哲学の父といわれる。1637年公刊の『方法序説』は思想の領域における「人権宣言」とも称される。長くオランダに隠れ住んだが、終焉の地はスウェーデンであった

井上 庄七
1924年(大正13年)大阪府生まれ。京都帝国大学文学部哲学科卒。西洋哲学史専攻。1987年(昭和62年)逝去

森 啓
1935年(昭和10年)福岡県生まれ。京都大学大学院博士課程(哲学専攻)単位修得。茨城大学名誉教授

野田 又夫
1910年(明治43年)大阪府生まれ。京都帝国大学文学部哲学科卒。京都大学・甲南女子大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 単行本: 386ページ
  • 出版社: 中央公論新社 (2002/06)
  • ISBN-10: 4121600339
  • ISBN-13: 978-4121600332
  • 発売日: 2002/06
  • 商品の寸法: 17.2 x 11 x 2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.8  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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23 人中、18人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
注釈を・・・ 2004/10/24
形式:単行本
 近代幕開けの前夜、デカルトは信仰と科学の折衷をつけた。いまや数学の明証性は普遍性をうしなえど近代化の動因のひとつとなった彼の(想像による)思索と道徳論は現代に大きく影響を与えている。デカルトの打ちたてた思想がすべてだとは思わない。けれど一読の価値はあるんじゃないか現代人だからこそ。とはいえ理性、悟性、感性、形相因とかいった現代人が出会わないような用語を注釈もせず放置しておくのはちょっと承服しかねるところ。
 思想は難解さをみせびらかすところじゃないんだからできるだけわかりやすくしてほしいところ。そうじゃなきゃ中公クラシックスって銘打って復刊することもなかったでしょう。翻訳は白水社のほうがしっかりしています。岩波文庫は三木清訳と銘打っていますが学生時代のもので目もあてられません。古典に触れるのも骨が折れますができるだけわかりやすい翻訳から入ってしっかり理解するのが大事だと思います。
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3 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 石岡岩石 VINE™ メンバー
形式:単行本
「省察」はデカルトの形而上学、認識論の主著です。精神と物質を区分して、身体を物質の側に含め、物質的事物に関する真偽は身体を介した感覚ではなく精神の悟性により理解するものである、という今日の科学技術の基盤となっているデカルトの考え方の根拠がよく分かります。主テーマのように見える「神の存在証明」自体は、現代人で且つ素人の私にはさしたる意味を持ちませんでしたが、本書の価値はそこに至るまでに提示されている考え方や方法にあって、そこには近代哲学の原理とも言える多くのものを含んでいます。訳は、ちくま学芸文庫版よりも読みやすいように思いました(正確さは分かりません)。

神野先生の「デカルトの道徳論」や、野田先生がまとめられた「書簡集」は、デカルト理解にとても参考になりました。数学的自然哲学像もさることながら、デカルトの人間の捉え方はより人間的であり相当深いところにあったことを解説してくれていて、デカルトが機械的で人間性に欠けていたのではとやや誤解していた方には参考になると思います。「心身二元論」と「心身合一」が矛盾せず、そこにデカルトの「道徳論」が成立してくる、というデカルトの思想もまた、面白いと思いました。ここが分かると「省察」もより面白く読めると思います。だからというわけではありませんが、「情念論」については未読です。でも、それが書かれた理由は判るような気がします。
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5 人中、0人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
神の存在証明 2008/9/24
By CHAM
形式:単行本
チョムスキーがデカルトに影響を受けたらしいということで、興味がわき、省察を読みました。私はこれを読ませていただき、自分自身を内省する際の確固不動の一点を見つけてしまいました。我思う、ゆえに我あり。自分が何者であるかということを、確固不動の一点として認識させてもらうことで、そうでないものへの視点をクリヤーに私に認識させてくれたという点で、私の思考に大きな道筋を与えてくれた一冊です。デカルトってすごいですね。
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