土曜ワイドの頃から欠かさず見てきたドラマだが、相棒役が交代しての初シリーズ。期待と不安の交錯する中見てきたが、結論からいうとやはり今ひとつ。限りなく★3つに近い4というところかな。
こう書くと「お前も単にアンチ・ミッチーなだけだろう!」みたいに思われるかもしれないが、個人的にはミッチーは良かった。確かにこの作品は、ゲスト含めて一般的な知名度こそないものの、ジャニーズ(笑)なんかが入り込む余地もないほどに芸達者ばかりが集うから、その意味では周りに引っ張られた部分もあったんだろうけど、キャラ設定含めて悪くはなかった。いや、むしろこの交代は好意的に見れたよね。
では何がダメかというと、やはり脚本。こうやって改めて各話のタイトルを眺めているが、やはり印象が薄くないですか?。あまり脚本家なんて普通意識しないんだが、複数のライターさんの力量の差が感じられちゃうんだよねぇ。そう、もともとのメインライターである輿水(1)、桜井(7)両氏の作品と、その他の作品って感じなんだよね。例えば、せっかく近藤芳正、松田洋治なんて、一癖もふた癖もある役者を使いながら、驚くほど平板な出来の(4)(8)とか、でんでんの演技や佇まいに救われた(5)とか、なんというか「相棒」の世界観の“上澄み”をサラッとなぞっただけの薄っぺらさが気になるんですよね。そんな中、ミッチー神戸のキャラを生かしきった大田愛さん作(3)(草笛光代さんの名演もGJ!)や、相棒らしさをきちんと踏襲した、バクシンオーの(9)などは忘れ難いですね。
ただしこのSeason8は、最終19話(BOX-2)での“一発大逆転”があるもんだから、そのカタルシスをより深く味わうには、多少のグダグダも含めて、BOX-1から見た方がいいですね。とまぁ、へんてこりんなレビューですが(苦笑)。