一つ前の文庫本であるところのseason 7上巻で、テレビドラマではこれまで相棒となっていた亀山薫が退職したことで、久しぶりに杉下右京たったひとりの特命係となってからのエピソードをノベライズしたものです。
「相棒」というタイトルを活かすためには、なんらかの形で相棒が必要だろう、という(おそらく)考えのもと、多くのエピソードで新しい相棒の候補では?という人物が杉下右京の周りに近づいてきます。それは、新しいゲストキャラクターとは限りません。
もちろん、現在放映中の内容からもわかるとおり、中巻に出てくる全ての候補は候補止まり。実際には新しい相棒にはなりませんでした。
杉下・亀山コンビとの差を比較して、これら候補がなぜ新相棒になれなかったのか、ならなかったのかを考えながら読むのが面白い、season 7中巻です。