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最も参考になったカスタマーレビュー
11 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
映画で物足りなかった人にもオススメ?,
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レビュー対象商品: 相棒 劇場版―絶体絶命!42.195km(東京ビッグシティマラソン) (単行本)
これを読んでから、映画をみたものとしての感想です。
簡単な人物紹介や、警視庁内での階級の説明を含めつつ描かれているので、相棒をみたことがない人にも優しい作品です。 (ドラマのキャラクターと違うという評価を時折見かけますが、今回が初見となる人々にとってはちょうどよい書き方ではないかと思います。ドラマ内でもキャラクターが固定されているようで脚本家によってゆれてしまうので。) また映画では時間の制限があるためか、丁寧に書かれていないところが、こちらでは丁寧に書かれています。映画をみたあとにこちらを読むとなるほど、と思える点が特に前半部分は多いと思います。 また、この作品では、映画では完全に触れられていない、右京の過去についても問題提起がされています。長年の相棒ファンとしては非常に興味深い点だったので、相棒フリークは抑えておくべき作品でしょう。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
日本社会の非歴史性への怒り,
By 林田力 (hayariki.net) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 相棒 劇場版―絶体絶命!42.195km(東京ビッグシティマラソン) (単行本)
この作品ではイラク日本人人質事件が題材となった。人質事件での日本政府の対応、マスメディアの過剰報道、それに乗じた国民的なバッシングに対する問題提起がなされていた。大ヒットが当然視されている人気ドラマの劇場版で、世論を二分した社会的事件を題材にしたことは純粋に評価できる。
この作品の社会派としての特徴は、単に現実に起きた事件をなぞっている点にあるのではない。日本人・日本社会の底流にあるものを鋭く批判している点にある。本作品が痛烈に批判しているのは日本人・日本社会の非歴史性である。それは過ぎたことにこだわらないことを是とする体質である。過去を水に流す性質を美徳と捉える向きもあるが、暗い過ちを記憶にとどめることなしには学習も進歩もあり得ない。 批判の矛先は政府や行政にとどまらない。過熱報道を行うマスメディアや、それに乗せられた国民も同罪である。作品中では報道被害の経験者が「マスメディアも国民も散々バッシングしておきながら、時が過ぎるとパタッと報道しなくなった。まるで事件が存在しなかったかのように」と憤る。 非歴史的な日本人的発想では「いつまでもネチネチと批判を続けないことが美徳」と勘違いした理屈で正当化するかもしれない。しかし本来、他者を強く批判をするからには、それなりの理由と信念が存在すべきである。時の経過によって簡単に薄まるようなものではない筈である。逆に、確固とした理由も信念もなく、いい加減な気持ちで流行のようにバッシングされたならば相手は浮かばれない。ところが、それが日本の実態である。 大した理由も信念もなく、一過性の流行に乗ってバッシングする。内心では行き過ぎであると分かっているが、自分達の行為を直視する勇気はない。だからバッシングはやめるが、過去を反省することなく、事件が存在しなかったかのごとく振舞うしかない。まるで報道被害者も報道被害のことは忘れて明るく明日へ向かって歩むことが幸せであるかのように。 記憶にとどめることも反省もしない非歴史的な日本社会に対する絶望的なまでの怒りが強く感じられた。残念なことに非歴史性は日本社会の根幹をなしているといってよいほど巨大なものである。そもそも戦後日本社会自体が戦争責任をウヤムヤにし、焼け野原から経済大国にしてしまうような前に進むような発想だけで成り立ってきたと言える。もっと遡れば本気で攘夷を叫んでいた筈の維新志士達が文明開化を主導することで明治日本が生まれた。 それだけに日本社会の非歴史性を語るならば絶望も怒りも大きくなる。それに正面から取り組んだ劇場版1作目が見終わってスッキリするような誰もが満足するハッピーエンドとなり得ないことは、ある意味当然である。人気ドラマ『相棒』の映画化である以上、娯楽性の制約はある。日本社会を全否定できない娯楽作品でありながら、日本社会の抱える根本的な問題に向き合った制作者のチャレンジ精神に心から敬意を表したい。
1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 3.0
描写が今ひとつ,
By もか - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 相棒 劇場版―絶体絶命!42.195km(東京ビッグシティマラソン) (単行本)
面白くないことはありません。映画を観てから読んだ感想としては、映画では説明が
足りなかった部分を補うような描写もあり、補完的な役割もありました。 ただ、背景描写が安っぽいというか…。チキンラーメンと牛丼が好きな犯人とか。 著者は読者をつかんだつもりなんでしょうけど、陳腐だなぁと。 あと、ウィキペディアを引き合いに出す右京さんとか、普通あり得ない。 最初の被害者が見つかるまでの、やけに詳細な情景・心理描写も、あのあとその人物が 物語で生きてくるのかと思ったら、別に登場するわけでもなく、 あそこまで全く無関係の家族の状況を書く必要があるのか、非常に疑問。 著者は、必死に現実味を持たせる努力をしたのでしょうが、どうも実力的に 今ひとつという印象がぬぐえませんでした。
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5つ星のうち 3.0
面白くはありますが……
ある程度の面白さはありますし、心情表現もドラマ相棒ノベライズ版よりは優れていると思います。... 続きを読む
投稿日: 2008/5/2 投稿者: m i
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