相場の本質とは何か。この問いを答えてくれるキーワードは「宿命」であります。
「今後2~3年間に渡るドル安が『宿命的』である以上、私はファンダメンタルズも後追いで円高の材料となる方向に展開すると予想します」
---ビッグトゥモロー2007年4月25号発売号において、異能のアナリストとしてFX業界を震撼させてきた著者・陳満咲杜氏が
ズバリその後発生したサブプライム危機やリーマンショックを予見していました。
著者は、相場の内部構造に沿って見ていれば、サブプライム危機、リーマンショックにしても、ギリシャ危機にしても、
そういった単語が新聞に踊り出す前に、誰でも正しい判断と行動ができたはずだといいます。
しかし「永遠の初心者」がいつもファンダメンタルズの材料に振り回され、狼狽し、死ぬまで相場に勝てない根本的な原因は、
「ウォール街の連中が公では口にしたくない相場の真実」となる「相場の宿命」を理解せず、
正しい思考ロジックをできないからです。
なぜ2012年まで株を買ってはいけないか、円高はいつまで続くか、世界景気の行方は・・・などなど、
「相場の宿命」を悟れば、おのずとその答えが見えてくるうえに、今世紀最大の「危」を「機」に変えるチャンスを捉えられます。
日本では誰も書けなかった経済、景気の宿命論。金融相場の真実に迫る陳氏渾身の力作!
本書は3部構成になっています。
第1章 「永遠の初心者」から卒業せよ
投資とは不確実性との付き合いで、また、アマチュアがプロと対等に戦うマネーゲームでもある。
故に相場は理外の理と言われ、その真実にエッセンスをもって迫る!
●風が吹けば桶屋はつぶれる/日経新聞のネタを投資の材料にするな/アナリストからは距離を置くべし
/ファンダメンタルズだけでは勝てない理由/時にはKYになることも重要/トレードに勝ちたいなら「教養」を捨てよ
/システムトレードの落とし穴/欲深いマーケットで勝つのは無欲な「少数派」.etc
第2章 木に囚われず、森を俯瞰せよ
値動きの後付けとなる日々の出来事に惑われず、相場の内部構造を把握することが投資の王道である。
サイクル論に基づき、株、為替、金の動向をズバリ解く。
●リーマンショックは予測可能だった/明日のことよりも10年後のほうが予想しやすい
/コンドラチェフ・サイクルの春夏秋冬/次の安値は2012年5月18日に来る
/日本株は2012年に一旦底をつく/円高は2012年まで続く/商品相場の次のトップは2011年
/「同時多発バブル」が示唆する戦後長期成長期の終焉.etc
第3章 今世紀最大の「危」を「機」に変えよ
これからの世界経済は中国なしには語れない。しかし重要なのはいつ、チャイナーブームに乗るかである。
究極の逆張りで、個人投資家はむしろ「中国崩壊」の到来を祈るべし!
●グーグルの中国撤退でわかる「チャイナ・インパクト」・・・.etc