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だがこの本は、「お手軽」でも「お気軽な教養本」でもない。むしろこちらにずんずん迫りくる。いや、それも正確ではないだろう。目の前に著者がいて、自分の培った全てを次世代ヘ伝えるために、静かに、しかし残りの人生を一秒でも惜しむような気迫がありながら、随所に散らばった含蓄ある言葉が読み手を包み込み、諭してくれるようだ。
相場の世界という世界は、素人には何やら得体のしれないものが蠢く世界のように思っていたが、それにしても何と相場は人生に通じていることか。「休むも相場」「集中力」「諦観と転嫁と」「セルフコントロール」「プロ」「夢」を読むと、目標に向かって前進している人、失意のどん底にありながら希望を捨てていない人にとっては、大いに勇気づけられ、励まされ、原点を見つめなおすことができ、力強い次の一歩を踏み出す布石となることだろう。
数十年前に書かれた「相場の本」が今なお色褪せることなく、私たちの心に染み入るのは、真っ暗な夜空に、真っ直ぐに伸びる光が進むべき道を教えてくれる灯台のような人生の指針を、この本に重なり合わせるからかもしれない。
私にとって、ただがむしゃらに突き進むだけでなく、自分の成長のために、あえて休んだり、立ち止まることこそ重要である、と教えてくれたこの本に、深く感謝したい。
相場に取り組むものとして、一度は目を通しておくと良いでしょう。
相場とは結局自分自身との勝負です。
読み返すたびに新たな発見のあるお勧めの一冊です。
ただし、他の方がコメントされているように、具体的な儲け方などは書かれていないので
「相場で手っ取り早く儲けよう」という人にはお勧めできません。
どんなものにも必ずある。... 続きを読む
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