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直筆商の哀しみ (新潮クレスト・ブックス)
 
 

直筆商の哀しみ (新潮クレスト・ブックス) [単行本]

ゼイディー・スミス , 小竹 由美子
5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容説明

"The novel is a pleasure from the first page to the last" David Sexton, EVENING STANDARD Alex-Li Tandem sells autographs. A small blip in a huge worldwide network of desire, it is his business to hunt for names on paper, collect them, sell them,occasionally fake them, and all to give the people what they want: a little piece of Fame. THE AUTOGRAPH MAN is a deeply funny, existential tour around the hollow things of modernity -- celebrity, cinema, and the ugly triumph of symbol over experience. Pushing against the tide of his generation, Alex-Li is on his way to finding enlightenment, otherwise known as some part of himself that cannot be signed, celebrated or sold. --このテキストは、 ペーパーバック 版に関連付けられています。

内容(「BOOK」データベースより)

有名人のサインを売買し、そのあがりで悠々暮らす“直筆商”アレックス。密かな哀しみを抱きしめたまま、お気楽かつ自堕落に生きている。亡父が縁を結んでくれた古なじみの友人たちに十年越しの恋人。ロンドン郊外での代わりばえのしない日常に、少年時代から純情を捧げてきた伝説的映画女優の直筆サインが大嵐を巻き起こす。一行おきにはじける笑い、なのにじんと胸にしみる読後感。衝撃のデビュー作『ホワイト・ティース』から3年。現代社会と“シンボル”という壮大なテーマに、とめどなくコミカルな表現で挑んだ世界中の読者待望の最新作。

登録情報

  • 単行本: 557ページ
  • 出版社: 新潮社 (2004/3/30)
  • ISBN-10: 4105900382
  • ISBN-13: 978-4105900380
  • 発売日: 2004/3/30
  • 商品の寸法: 19 x 13 x 4.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5  レビューをすべて見る (6件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 540,165位 (本のベストセラーを見る)
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最も参考になったカスタマーレビュー
5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 竹の梯子 VINE™ メンバー
形式:単行本
原題「オートグラフマン」に相当する日本語がない為、訳者は「直筆商」という言葉を用いたという。著名人のプロマイド写真などに本人のサインが添えられたものをオートグラフというらしい。ネットオークションを覗くとサイン付写真集やDVDなどが少々高値で出品されていたりする。アレの類である。主人公のユダヤ系中国人の青年は「直筆」を収集し、売買し、鑑定し、生計を立てている。憧れであり伝説の映画女優のオートグラフを巡って展開する物語。本書は500ページを越えるドカ弁本だけれど、日数にすると9日間の出来事が描かれているのみ。細部にわたって濃密に描きこまれた文章は、近年のジョン・アーヴィングを想起させるものがあり、多用な比喩表現は村上春樹に通づるユーモラスに満ち溢れている。人物造詣も皆一癖も二癖もあって・・・ああ、小説を読むのって楽しいなぁと改めて実感させてくれる傑作だ!
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5 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:ペーパーバック
久しぶりに良い本を読んだ、という気がします。Zadie Smith は初めてですが,ちょっと長い Prologue を読んですっかり魅了されてしまいした。 主人公 Alex-Li Tandem は、中国人医師 Li-Jinとユダヤ人Sarahの一人息子で、ロンドンの郊外に住んでいます。
Prologue で 彼は12才、父親に、二人の友達と一緒にプロレスに連れて行ってもらいます。そこでのある男の子との出合いと、父親の突然の死が語られます。
そして、物語が始まるとAlex はすでに27才、Autograph Man (有名人のサイン入り写真や手紙等を売ったり買ったりすることを生業とする)です。

著者Smith のちょっとスタイリッシュでモダンな文章は、ブラックユーモアとも言えるおかしさがちりばめられていて、前半の少し冗長な部分も読ませてくれます。

後半Alexがニューヨークへ行く辺りから、物語はがぜん面白くなり前半の冗長な部分を補ってもあまり有る満足度です。

現代社会の問題点、宗教観、友情などSmithは時には皮肉を込めて、時にはひどく真面目に語りかけてきます。

このレビューは参考になりましたか?
3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
シェークスピアかなにかのような邦題である。突然死んでしまう父親が哀れ。ただ若者になってからの動きは、モノクロな画面から、ちょっと日常を突き抜けたような、カラーでコミカルな動きをみせて、本の厚さが苦にならなかった。

新潮クレスト・ブックスは、なかなかよい海外文学がそろっている。
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