出口氏の語りは明快。正直に生きる。正直に経営する。生活者が求めるものを安全に廉価で提供する。そして人を信頼する。「友人の友人は友人である」従って友人の紹介なら何の予見も持たずに会う。こうした姿勢が更に良質な人々を惹きつけ、思いを遂げる為の陣立てが整っていくのだと思う。
生命保険商品の仕組みや、既存の生命保険会社の問題点を知るのはもちろん、組織論・経営論・リーダーシップ論を学ぶためにも有効な良書。生命保険商品の提供とは「人の生涯を請け負うこと」(福沢諭吉)。ならばこの会社の保険商品を信頼してみようという気にさせる。今まで深く考えることなく勧誘に任せて生命保険に加入していたことを考え直す契機にもなった。