本書はできるだけ直感的な理解を重視した構成、内容になっています。
統計はそれがどのようなものを測ろうとしているのか?
そして大体どういう数字がでてくるのか?
計算する前にある程度それをつかめるような理解を得られるための本です。
例えば標準偏差の場合、(最大値−最小値)÷2の辺りに平均値があり、
(最大値−最小値)÷4の辺りにσ(標準偏差)になると当たりをつけてから、
計算すると実際どれくらい直観と計算とのずれがあるかわかる。検算しやすい。
全体的に分厚い本です。それだけ一般の統計学書よりも懇切丁寧な解説でして、
単に計算式の羅列ではなくて、真の意味で理解できるように工夫されています!
是非読みながら本の仲にある練習問題を解いてみて、さらにこの本の内容を
自分の身近なものに用いてみて下さい。
それによって応用力もつきます。
個人的には自分の旅行した行動範囲の走行距離と交通費
(車、飛行機、電車など)を標準偏差を使い数十回計算してみると
実感できました。
またスポーツの通算記録や今まで経験した映画、音楽、読書の総計と
これから体験するであろう総数の推定にも応用できます。
それも変動幅をもって推測できる。
株価にも応用できますよ。