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目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』 (アートセレクション)
 
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目をみはる伊藤若冲の『動植綵絵』 (アートセレクション) [単行本]

狩野 博幸
5つ星のうち 4.9  レビューをすべて見る (18件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社 / 著者からの内容紹介

江戸時代中期の京都の画家、伊藤若冲。「若冲の前に若冲なし、若冲の後に若冲なし」といったたとえがぴったりの孤高の存在の彼の絵は、色彩の美しさ、細密な描き方でつとに知られている。本書では、彼の代表作『動植綵絵』30幅をすべて詳細に紹介。近年とみに彼の絵が注目を集めているのは、執拗なまでに細部にこだわった描写もさることながら、絵の題材となる動植物を画面の中にいかに配置するかという、いわばデザインセンスが卓越しているからにほかならない。また、このたび70年ぶりに発見され、全貌が誌上初公開される絵巻物『采虫譜』も本書の目玉のひとつである。若冲の描写力、デザイン力、構図のすごみがひしひしと伝わる待望の一冊です。

内容(「BOOK」データベースより)

若冲の生涯の傑作『動植綵絵』全30幅、そのすべてを収録。70数年ぶりに発見された幻の絵巻『菜虫譜』も収めた絢爛たる世界。

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絵の中の生命 2003/12/30
By TANGO
形式:単行本
写真よりもリアルな、生物がそこにいる存在感。絵の中の生命。神業と言える精密さ。
若冲の絵の素晴らしさは生きとし生けるもの全てに対する思いやりが卓越した観察力となって細密な描写で表されている事だと思う。
美しい鳥や植物だけでなく、魚や貝殻、普通の人は嫌がるような小さな虫の1匹にまで生命の息吹きが吹き込まれ、絵の中に存在するのだ。

彼が肉用に売られていた雀を可哀想に思い、全て買い取って庭に放してやった話にも頷ける。

と、まあ、若冲の素晴らしさについてはここで語るよりも実際に見てもらうのが1番なのだが、私が言える事はこの本はそんな若冲の虜になってしまった人達にオススメな本だという事である。

若冲の本も色々ありますが(例えばとにかく豪華なもの、手頃で携帯性に優れたもの、おしゃれな装丁のもの)これは「若冲の本が欲しいのだけどどれを買ってみたらいいか分からない」人が最初に手に取るにはオススメの1冊。
収録されている作品数も多いし、解説も素晴らしい。そして値段も良心的。

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49 人中、48人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:単行本
 昔テレビで伊藤若冲の特集を見て好きになったにわかファンなので、若冲の美術史における位置づけや周辺作品には詳しくない。それでもずっと作品が記憶に残っているのは、彼の作品の中にある何かが強く見る者の心に訴えかけているに違いない。

 最初は、それがリアリズムにあるのかと思っていた。彼の描く鶏に使われている原色にあるのかと思っていた。

 しかし、この作品集の絵と解説(この解説が良かった)を見て、若冲の作品に魅かれる理由が自分なりに理解できた。

 最大のヒントは、構図が非現実的なことだ。単なる写生画とは根本的に違っている。

 非現実な構図の中にリアリティーのある動植物が描かれているので、より一層幻想的なイメージが強くなっている。

 また、リアリティーを持って我々に迫ってくる動植物でさえも、実物を見ないで描いたものもあるようだ。

 自分がリアリズムと錯覚していただけで、実は伊藤若冲の心の世界を見せられていたわけである。

 本書においては、絵そのものを紹介するとともに、絵から動植物だけを抜き出してアップにしたものも何点か掲載しているので、今述べたような点を強く意識することができる。

 B5版程度の大きさなので、通勤時にも眺められるかと思っていたが、混雑していてなかなか難しい。そこで、作品集の中から特に気に入った部分をスキャンして、携帯の待ち受け画面に使用している。ちなみに最も気に入っているのは、「老松鸚鵡図」のオウムちゃんのアップである。
このレビューは参考になりましたか?
24 人中、23人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 東の風 トップ100レビュアー VINE™ メンバー
形式:単行本
 思っていたよりもずっと見事な『動植綵絵(どうしょくさいえ)』の三十の絵に、惚れ惚れさせられました。色遣いの鮮やかで華麗なことは、目を見張るばかり。いくつかの絵の幻想的な風情、目くるめくたゆたう浮遊感もよく感じられて、伊藤若冲(1716-1800)畢生の名品を、存分に堪能することができました。
 絵の部分を抜き出して、原画サイズになるのかな? 拡大して掲載されていたのが有難かったですね。若冲の色彩感の素晴らしさ、いのちの煌めきの不思議ななつかしさが、手に取るような感じで伝わってきて、目を奪われましたよ。描かれてから二百五十年近くも経つというのに、これほどの鮮やかな色を保ち続けているのが、何かの魔法のように感じられてなりませんでした。
 『動植綵絵』三十の絵のなかでも、海の幻想博物誌風の「貝甲図(ばいこうず)」、虫たちの饗宴の風雅な趣にほのぼのさせられる「池辺群虫図(ちへんぐんちゅうず)」、エロスとエキゾチシズムとファンタジーの三位一体にくらくらさせられた「老松白鳳図(ろうしょうはくほうず)」、こぼれ落ちんばかりの白梅の花と不気味な枝ぶりの妖しさにぞくぞくっとした「梅花小禽図(ばいかしょうきんず)」、この四枚の絵が殊に気に入りました。
 『動植綵絵』に続いて収録された『菜虫譜』の絵も、こう拡大して見てみるってぇと、何とも言えない風雅の妙が感じられて、気持ちがほっこりと和みやすね。
 若冲の絵に惹かれた貴方でしたら、この値段は決して高くないですよ。おすすめの画集。
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最近のカスタマーレビュー
若中の初心者
大変、素晴らしい若中の絵が見やすく載せてあり、大変満足を致しました。
値段も画集にしては手頃で、初心者でも買いやすかったです。... 続きを読む
投稿日: 9か月前 投稿者: Rinkle
”若冲の衝撃”よりオススメです。
色鮮やかな鶏の凛とした立ち姿から気品と力強さが感じられ、時間を忘れて見入ってしまいます。... 続きを読む
投稿日: 10か月前 投稿者: ヒヨコ・ナイス
魅力的な絵に加え、コンパクトに有意義な情報がまとまっている
私は伊藤若冲の絵をいくつか美術館で観たことがあるが、まとめて観てみたいと思い、本書を購入した。... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: lennon103
手頃な入門書
若冲についての解説が簡潔で写真重視の姿勢が押し付けがましくなくて好感が持てる。... 続きを読む
投稿日: 23か月前 投稿者: お気楽ポンチ・カオル
もっと多くの人に
私が伊藤若冲を知ったのはロサンゼルス郡立美術館の日本館でした。... 続きを読む
投稿日: 2010/5/27 投稿者: yuriko
鮮やかな色彩とフォルム ポップアートの魁 伊藤若冲
伊藤若冲の代表作とも言える『動植綵絵』を細部にわたって全作品を観賞できる書籍です。解説は、現在同志社大学文化情報学部教授の狩野博幸氏(執筆時京都国立博物館学芸課美... 続きを読む
投稿日: 2010/4/17 投稿者: sasabon
いい絵には言葉など不要。
皆様方が言うように細部のアップが載っており、画集としては最高です。
しかし、本書の解説が腹が立ちます。... 続きを読む
投稿日: 2009/12/31 投稿者: clover
値段相応
画集の安いものは買っても損をするだけだが、その点ではこの本は及第点といえる。... 続きを読む
投稿日: 2009/5/19 投稿者: (℃゜)
伊藤若冲の絵の魅力が伝わる図版の収録方法が良い
最初図書館で借り、大変良かったので購入しました。伊藤若冲の絵は全体の構図もさることながら細部の緻密さにも魅力があります。この本は絵の全体像を1ページないし見開き2... 続きを読む
投稿日: 2009/5/17 投稿者: 千葉県産落花生
ライトに触れて、ディープに楽しめる
最近若冲に興味を持った人にはお勧めの良書、
とかく図録や画集は高いのだが、... 続きを読む
投稿日: 2009/3/18 投稿者: 吶喊尖兵
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