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監視カメラは何を見ているのか (角川oneテーマ21)
 
 

監視カメラは何を見ているのか (角川oneテーマ21) [新書]

大谷 昭宏
5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

のぞかれる私生活。裁かれる心の中。気鋭ジャーナリストがえぐり出す警告の書。共謀罪、監視カメラ、官による情報操作とは何か。

内容(「MARC」データベースより)

共謀罪、監視カメラ、官による情報操作と隠蔽…。のぞかれる私生活、裁かれる心の中。もう「監視包囲網」であなたの周りは埋まっている!? 気鋭ジャーナリストが安全社会の現実と嘘をえぐり出す。

登録情報

  • 新書: 190ページ
  • 出版社: 角川書店 (2006/08)
  • ISBN-10: 4047100595
  • ISBN-13: 978-4047100596
  • 発売日: 2006/08
  • 商品の寸法: 17.4 x 10.8 x 1.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.7  レビューをすべて見る (3件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 333,926位 (本のベストセラーを見る)
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6 人中、5人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:新書
懸念される「共謀罪」の成立と施行。欧米と日本の違いを読むだけでも

この本の価値はある。

他にも剋目すべき項目はあるが、実際に読んで見つけていただきたい。

・・・それにしても、なぜ「共謀罪」が欧米で成り立っているかを

理解している人はどれだけいるのだろうか。単に雑誌や新聞を追いかけて

いるだけでは決してわからないことを、この本から読み取れた。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By たこやき21 トップ1000レビュアー
形式:新書
本書は共謀罪の成立を中心として、監視カメラやNシステムの設置など、官から民への監視強化という流れの強化について記されている。

本書で書かれている、共謀罪の成立に関わる過程。欧米と日本の違い、などに関しては非常に読み応えがある。それは確かである。

にも関わらず、本書について私が辛い点数しか与えないのは以下の3点を理由とする。

まず、全体を通して根拠に欠ける記述が多い、という点。全体を通して、いくつかの事実を元に「私はこう思った」「こう言う真意があるんじゃないかと思う」と言った予想段階のものが多く説得力が弱い。

次に、「官は悪、民は善」という前提への疑念。本書で言われる、「官によるコントロールに弊害、危険性が多い」事はその通りである。しかし、民は問題無い、という前提に立つのはどうなのか? 官に監視ではなく、顔役の居るコミュニティ強化で子供を守るのが良い、と言うが、その状況の根拠は何なのか? また、個人情報保護法などについて、「官は間違えないという前提で作られた」という批判は妥当にしても官の漏洩事例だけを並べて「民より官のほうが漏洩を沢山起こしている」と言いだすのはフェアとは言えない。私の感覚では「どっちもどっち」なのだが…。

最後に、著者自身も含めたメディアの責任について無自覚であること。著者は、官による監視社会化を危険視しているわけであるが、それを後押ししているのは、メディアが大いに煽っている根拠の薄い「治安悪化」報道などである。著者自身、多くのメディアに露出し、それを煽っておきながら、官だけに責任を求めるのはどうか? 「異質なもの」を「危険」と錯覚させ、「排除」へのムードを高めていることを自覚すべきだ。

耳を傾けるべき部分はあるが、問題点も非常に多いと感じる。
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6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By ぽるじはど トップ500レビュアー VINE™ メンバー
形式:新書
 毎日どこかのワイドショーで、筆者を見かけるようになって久しい。  私が、大阪在住であるからかもしれぬが、関西ローカルを含めると見ない日はないと言ってよいのではなかろうか。

 有名になった物書きのパターンとして、TV・講演会で荒稼ぎというのが最も楽で稼げる手段ではなかろうか。  現に有名になっても、スタッフでなく自らが現場に足を運ぶ鎌田慧のような人は非常に少なく、筆者もTVでのコメントを見るにつけ、鳥越俊太郎と同じく鋭さに欠けてきているのではないかと、メディア勤務の友人とも話していた。

 ところが、本書はその考えを払拭してくれた。

 監視カメラについては、斎藤貴男の方が先駆者とも言えるし、各地のビラ配り逮捕の顛末などかぶる部分も見られるが、彼とはまた異なった切り口で現場に出かけ、スタッフの力も借りながら国の監視システムによる人権侵害をバッサリと切っている。

 この手の国に抗う本には、圧倒的な量で押し寄せる“どうでもよいニュース”には無い、知っておかねばならぬ事実が記されており、ベストセラーにもなりにくいが、是非広汎な人々に次代の子どもたちが息苦しく生きていかねばならぬ事のなきように読んで欲しい。
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