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監督 (文春文庫)
 
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監督 (文春文庫) [文庫]

海老沢 泰久
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

万年最下位のエンゼルスを日本一のチームに作りあげた監督広岡達郎は常勝ジャイアンツに対する怨念とも呼べる激しい闘志に燃えた

登録情報

  • 文庫: 373ページ
  • 出版社: 文藝春秋 (1995/01)
  • ISBN-10: 4167414066
  • ISBN-13: 978-4167414061
  • 発売日: 1995/01
  • 商品の寸法: 15.4 x 10.6 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
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5つ星のうち 5.0 野球がわかる。映画よりもワクワクする。こんな野球小説、なかった!, 2002/11/29
レビュー対象商品: 監督 (文春文庫) (文庫)
スポーツ小説って嫌いでした。専門的でわからなくてマニアックだったり、ストーリーがおもしろくなかったり、文章がひどかったり。(偏見?)
と思っていたときに出会った本です。ゴメンナサイでした。ヤラれました。

昔最下位常連だったスワローズを優勝に導いた広岡監督をモデルとしたフィクションです。ドキドキします。ワクワクします。

海老沢氏ならではの、膨大な知識と情報と調査を踏まえて、それでもマニアックにならず、素人にもわかり、玄人にも楽しい。野球をただ呆然と見ていた私の視点を変えてもくれました。今までに10冊ほど購入してはプレゼントに使っています。普段あまり小説を読まない野球大好きな男性へのプレゼントにうってつけです。

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4 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 「真に合理的なもの」とは何かを考える, 2006/3/6
レビュー対象商品: 監督 (文春文庫) (文庫)
 本書は、広岡達郎という「架空の人物」が(ヤクルトスワローズがモデルと
一見すればわかる)架空の球団を立て直すサクセス・ストーリーである。
それだけなら他の野球小説や映画(『がんばれ!ベアーズ』など)でも
散々使い古されたテーマだろう。だが、本書を貫いているのは(海老沢の
野球作品全てに言えることであるが)「黄金時代の巨人への憧憬」であり、
完全無欠な野球人である広岡の姿こそその象徴に他ならない。我々は広岡の
活躍を通して(今や巨人でも消滅してしまった)「真に合理的なもの」を
見せられるのであり、それが「合理的」と言っても'90年代日本を吹き荒れた
無意味な「リストラ」とは完全に別物であることは自分の敵さえも思いやる
広岡の姿に表れている。本書は「最高の野球小説」のみならず、文明批評と
しても最高の作品であり、「反私小説」「文明批評の文学」を標榜している
丸谷才一が海老沢を絶賛しているのは当然なことと思わされるだろう。
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2 人中、2人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0 ジャイアンツファンであった頃は嫌いだったが。, 2005/12/3
レビュー対象商品: 監督 (文春文庫) (文庫)
 広岡達郎は、僕の生まれた年にジャイアンツに入団した。おぼろげな記憶では、長嶋との三遊間は、鉄壁だったと思う。そして、川上と喧嘩してやめて行った。好きな選手であったが、当時ジャイアンツファンだった僕には、「過去の人」であった。

 解説者としては古巣ジャイアンツを悪し様に言い、ヤクルトや西武の監督として徹底的にジャイアンツを叩きのめした「けしからぬ」男であった。

 その後、僕は、日本の野球に全く興味を失い、今ではテレビ中継すら見ない。
 でも、40年以上見続けたスポーツの記憶は当然残っている。
 今読み返すと、広岡達郎がいかに苦心し、弱小球団を強化したか、マネージメントの問題として興味深い。野球という今、僕にとっては何の興味も無くなったスポーツについて、これだけ考えさせるこの本での海老沢さんの文才には、平伏するしかない。
 見事な記載である。
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