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監獄島下 (カッパノベルス)
 
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監獄島下 (カッパノベルス) [新書]

加賀美 雅之
5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

捜査は難航していた。輝かしい功績でフランス中にその名を轟かすベルトランの存在を嘲笑うかのように、監獄島全体を舞台とする血塗られた連続殺人が繰り広げられていった。斧でバラバラにされた死体。血で彩られた独房。ギロチンで切断された胴体、そしてついにはベルトラン自身も凶悪な銃弾に命を狙われる!密室、人間消失―謎に継ぐ謎。ベルトランの卓越した頭脳は、果たしてこのトリックを解明できるのか?そして、事件の裏側で進む壮大な陰謀の全容とは。

内容(「MARC」データベースより)

捜査は難航していた。ベルトランを嘲笑うかのように監獄島全体を舞台に繰り広げられる連続殺人。ついに自身も狙われる。密室、人間消失、謎に継ぐ謎。彼はトリックを解明できるのか。事件の裏側で進む壮大な陰謀の全容とは!?

登録情報

  • 新書: 578ページ
  • 出版社: 光文社 (2004/8/20)
  • ISBN-10: 4334075762
  • ISBN-13: 978-4334075767
  • 発売日: 2004/8/20
  • 商品の寸法: 16.8 x 11.2 x 3.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.2  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 150,427位 (本のベストセラーを見る)
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By dh4189 VINE™ メンバー
形式:新書
『監獄島』下巻。『双月城の惨劇』に続く、シャルル・ベルトランのシリーズ2作目。

前作『双月城ー』に続いて、血塗られた歴史、密室内の死、おどろおどろしい舞台設定などなどカーテイスト満載の今作である(時系列的には、こちらの方が『双月城ー』よりも先にあたる)。本作内で起きている事件やそこで使われているトリックなどに関して、特段の不満はない。勿論、冷静になって見れば、それは無理だろうというような部分も少なからずあるが、その辺りはご愛嬌というか、それも含めての魅力だと思うので、個人的には良いと思う。

しかしながら、不満が全くないわけではない。具体的に言うと、2点ある。一つは、記述者を務めるワトソン役キャラクターの余りにもワトソンなところである。もう一つは上下巻それぞれ500ページ強という長さである。通常、ワトソン役を務める人物は、読者の代わりを担うという意味でも、あまり頭が良すぎないよう設定されている(読者と同程度か、少し頭が悪いくらいが多い)。本作に関して言えば、ちょっと悪すぎるというか、一つ一つが大げさに過ぎるきらいがある。したがって、2点目の不満点とも関わってくるが、地の文での記述、或いは会話の中でも説明口調が過ぎるところが気になる。

また、ワトソン役に限らず、同じ説明の重複がやや多いのが目につく。会話の中で、或いは地の文で、ほぼ同じ内容を繰り返しているために、ページ数がかさばっている。本作に関して言えば、事件も数多く起こり、必然、長さも長くなりがちなので、それ以外の不必要な部分はシンプルにした方が、読み易く、また印象も強くなるのではないかと感じた。
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王道! 2009/5/23
By
形式:新書
この作者の文章はちょっとつたないが、読みやすいし、わかりやすい。語り手が凄惨な殺人現場を見てショックを受けた次の瞬間に、『苦笑した』などと書いてあったり、ちょっとそこらへんの技術が……まあいい。未曾有の数の密室殺人が起き、わくわくするので、一気読みさせる。しかし…いまさら、密室トリックでアレを使うか!?いつの時代のミステリだ。この作品がポーが『モルグ街』を書いた直後に出版されていたのなら、ミステリの聖典になっただろうが、今ではあまりにも古い…。でも、オーソドックスが滅んだら、前衛もチャレンジ精神も滅ばざるを得ないので、これからもこの作者には王道を走り続けてほしいです。
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二転三転 2004/10/28
形式:新書
 内外ミステリーに慣れ親しみ出した頃を思い出させる作品になっています。そう言えば、昔ミステリーを読み始めた頃は、こんな作品が多かったなと。本書はそれに違わず、ほとんどの情報を読者に提示して、そこから推理してゆくと言う、まさにミステリーの正統派路線を行っています。若干のアガサ・クリスティー的な展開があって、アンフェアーな感じを抱くかもしれませんが、それでも上下巻の厚さを感じさせないスピーディーな物語の展開は緻密で、往年の名作を思い起こさせます。
 今流行のミステリーに慣れている読者にはちょっと物足りないかも知れませんが、正統派ミステリーの王道を行く本作は必読です。
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