2007年1月8日、第85回大会で東北勢に初の選手権優勝をもたらした盛岡商高齋藤監督による著書。本命と言われた名だたる強豪校が次々と姿を消していく中、ついに決勝の舞台に立ったのは岡山県代表の作陽と岩手県代表の盛岡商だった。ここまでの道のりの中で代表選手の小笠原を筆頭にチームに貢献するJリーガーを排出してきた手腕は単なる選手権、インターハイ常連校の監督に納まらない将来につながる選手を磨く手腕を垣間見せる。翌年優勝を手にする流経大付柏の本田裕一郎監督、今野章、小笠原満男らの寄せるコメントからもその偉大性が感じられる。これだけの名将が2007年度で定年となったことが悔やまれる。
残念なのは、試合の描写が多いい割詳細な情報が掲載されていなかったのでわかりづらい点が多かった。