古事記と日本書紀は、天皇家のルーツとしての神話と日本の古代史を語る代表的な史書です。しかしこれらが、大和朝廷ができる前の、別の王朝の実際の伝承として残されたものだとしたら・・?まさに、大和政権とは違う政権の話が、神話と古代史として現在まで伝えられていたとしたら・・?これは、驚きです。
この書は、それを解明しようとされています。頷けるところが多く、たいへん興味深い書籍です。
私は福岡市周辺に住んでいますが、私が住んでいる場所が、約二千年前には倭国の中心だったとしたら、感激です。水城跡や大野城跡などが近くにあり、自宅周辺は史跡の宝庫なのかもしれません。神話から政権の実態を解明することに、深い興味を感じます。