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34 人中、34人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
皮膚は高度情報処理する臓器,
By 利根川太郎 (茨城県水戸市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 皮膚は考える (岩波科学ライブラリー 112) (単行本(ソフトカバー))
日本経済新聞(1月8日朝刊)に書評が掲載されていた。皮膚は「情報処理の臓器」であり、それに関する新しい知識が満載、と書いてあった。さらに皮膚は電気仕掛けであり、脳と同じ機構を持っている。東洋医学の科学的解明にもつながる、というので即購入。「最新の科学が身近な話題と関連付けられていて話が展開し、読者を飽きさせない」とも書評にあったが、本当、一気に読みふけってしまった。皮膚についての本はたくさんあるが、こんな本は初めて。人間ドラマも盛り込まれていて、いまはなき「プロジェクトX」のネタにもなりそう。そこらのSFやミステリーより面白いぞ。かつ、皮膚、全身そして心の健康、環境問題などについても、目からウロコの指摘がいっぱい。凄い。
31 人中、30人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
眼から鱗!,
By 金渕事務所 (大阪市福島区) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 皮膚は考える (岩波科学ライブラリー 112) (単行本(ソフトカバー))
「中枢神経系と皮膚は、共に外胚葉から生ずる」ってのは解剖学の一番最初に学ぶことなのだが、その意味?をきちんと解明されたってのに驚き、興味を持ち、一気に読みました。また、他の方も書かれていますが、科学者の姿を垣間見るって観点から読んでも面白い本です。
66 人中、62人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
研究者として,
By さびしい研究者 (みちのく) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 皮膚は考える (岩波科学ライブラリー 112) (単行本(ソフトカバー))
筆者はこの本の著者に面識がある(友人とはいえない)。が、研究者としてこの著者について書くことは許されるでしょう。この本の前半6−7割はほとんど著者本人の仕事です。研究者の方、PubMeDはご存知でしょう。名前で検索してみればよろしい。むしろ自分の仕事なのに他人事のように書いてある部分もある。このあたり、なにか事情があるだろうし、詳しくは述べないほうがいいのだろう。 最後の章とむすびは、著者の大きな夢です。これが書きたかったために、前半部に示されたこれまでの研究があり、誤解をまねかぬよう、科学専門誌で発表された知見をまず示し、敢えて仮説であることを明示しながら、雄大な医学的展望を語っている。著者の気配りが感じられます。 専門誌で仮説を語ることは極端に制限される。これまで著者の論文を眺めてきた私には著者のフラストレーションがよくわかる。科学は実証科学でなければならない。しかし、その飛躍には大きな想像の翼も必要だと思う。 この著者の夢につきあえることは、私には楽しい経験だった。 幅広い領域の医学、生物学の研究者に薦めたいです。 いや、研究者に限りませんね。空想から科学へ、も結構だが、科学の母は空想です。丁寧に専門用語も解説してある。夢もつ全ての人におすすめします。
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