ビルマでポツダム少尉として終戦を向かえた父が逝ってから、何も言わず何も聞いていなかった戦争を知りたくなりました。
特に近年領土問題の関係からか旧軍賛美の声も聞こえるようになり、戦記や戦史をずいぶん読みましたが、一般兵士やその留守家族の生活がわかりません。
母に聞いても製鉄所に動員されていて、B29が銀色できれいだった、ねこ鍋を食べた等しか覚えていないようで・・・
この本で、随分詳細に記載されています。内容は他の方が書かれていますのでそちらを参考にされてくだい、ただし文体は私は読みやすいと思います。
実体験者が少なくなって、左右に偏った本も多い中で、このように一次資料を掲載しているのは好感がもてます。
子供の頃に戦争映画で「はっ」という返事を変に感じて、(つばや痰が飛んだら殴られるよ。)ビルマ従軍の父と青島従軍の祖父に尋ねると「はい」だと言ってました。
逝った時代を記録する事の難しさを想います。