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皇帝カルロスの悲劇―ハプスブルク帝国の継承 (平凡社選書)
 
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皇帝カルロスの悲劇―ハプスブルク帝国の継承 (平凡社選書) [単行本]

藤田 一成
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

ハプスブルク家の隆盛期を築き権力の絶頂にありながら、なぜ皇帝カルロス5世はスペインの片田舎へ隠遁したのか。16世紀ヨーロッパに君臨した名君の特異な後半生を克明に追う。

内容(「BOOK」データベースより)

西暦2000年に生誕500年を迎えるカルロス5世は、各地域の多様性を尊重しながらも、統合された超国家的な共同体を目指す「ヨーロッパ連合」の歴史的基盤をつくるうえで、先駆的な役割を果たした君主であった。彼は、カトリック・ヨーロッパを、新興プロテスタント勢力と西進するイスラム勢力から守り抜くために東奔西走しながら、栄華を極めた皇帝の地位を晩年になって自ら退き、スペインの僻地にあるユステ修道院に引きこもってしまった。本書は当時の史料を丹念に追いながら、この謎の引退劇を探り、ハプスブルク帝国の隆盛と衰退の兆しをともにはらんだ帝国継承の経緯とその意味を明らかにする。

登録情報

  • 単行本: 310ページ
  • 出版社: 平凡社 (1999/11)
  • ISBN-10: 4582841996
  • ISBN-13: 978-4582841992
  • 発売日: 1999/11
  • 商品の寸法: 19 x 12.4 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 5.0  レビューをすべて見る (1 カスタマーレビュー)
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: 本 - 333,292位 (本のベストセラーを見る)
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形式:単行本
 先祖代々受け継がれて来た「結婚政策」の成功によって16世紀に広大な領土を得たハプスブルク家。ヨーロッパ中を駆け巡った、ときの当主カルロス皇帝は治世の晩年、全ての権力を親族に託し、侘しい寒村に建つ修道院で隠遁生活に入ります。
 本書はその生活中に交わされた数々の書簡を分析し、皇帝が亡くなるまでの約3年間をまとめあげた好著です。家族の心配事に心を痛め、生活費の工面に頭を抱え、家臣との軋轢にいら立ち、日々の食事にこだわる等、ルネサンス時代最高の権力者の「人間臭い」姿を身近に感じとることができるのがとても素晴らしい。そんな日々の姿をたどりながら、なぜ強大な君主の座を降りたのか?なぜ辺境の修道院が最期の場所と定められたのか?に迫ります。

 ところで、彼は生来の暴飲暴食癖と無類のビール好きがたたり、痛風の悪化によりこの世を去りましたが…タイトルの「悲劇」とは実はこのことかも?
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