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71 人中、68人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
文句の付けようがない。,
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レビュー対象商品: 皇国の守護者 1 (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ) (コミック)
宣戦布告もなく攻め入る帝国軍により、皇国は決定的な苦境に立たされる。その絶望的な開戦より、皇国軍は更なる死地へと引きずり込まれて行く。 雪原が赤く染まる地獄と化した皇国最北の地で、皇国の兵士『新城直衛』中尉が剣虎兵隊を率い、、その逆境に立ち向かう。 作者、伊藤悠先生にはウルトラジャンプ誌上の短編で、その画力と構成力の高さは惹かれていたものの、 剣虎兵、サーベルタイガーを使役する主人公達の戦争への恐怖、 続刊が待ち遠しい、全く、その一言に尽きる作品だ。
42 人中、39人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
面白い!,
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レビュー対象商品: 皇国の守護者 1 (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ) (コミック)
東方の小さな島国に大陸の帝国が攻めてくる...という解りやすいシナリオの大河ファンタジー。原作を読んだことがないので今後の展開などは不明だが、マンガの1巻を読む限りでは、大河・軍事小説好きにはたまらない戦術・戦略の丁寧な解説が随所に埋め込まれ、皇国・帝国の双方の知恵比べ・心理戦を堪能することが出来る。また、主人公を始めとする登場人物たちも曲者ぞろいで、人間性のあるドラマとしての部分も読み応えがある。大河「ファンタジー」小説として、「天龍」や「導術」などのファンタジー的要素も盛り込まれているが、特に前者についてはこの巻では不明な部分が多く、今後の使われ方に注目。また、作画担当の伊藤悠の画力構成力も特筆に価する出来栄えで、天龍やサーベルタイガー、騎馬などの獣類や、個々の登場人物の造形や表情がきっちり描かれ、合戦シーンの迫力なども見逃せないものがある。情感のある演出も随所に見られ、小説を非常に上手く消化してマンガの形にキチンと仕上げている。 とりあえず、三国志や田中芳樹作品など、大河・軍事系の作品が好きな方は迷うことなく買い。そうでなくとも読んでみて損はないほどの出来栄え。
58 人中、50人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
原作の持ち味を手際よく再構成。画力もある,
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レビュー対象商品: 皇国の守護者 1 (ヤングジャンプ・コミックス・ウルトラ) (コミック)
原作は前々からチェックしていたんで、「あれをマンガ化するのは難しいんじゃないかな」、という期待半分不安半分で読み始めたんだが、結論からいうと、読む前に漠然と予想していたよりはよっぽど良い出来だった。なにせ、龍(中華風の天竜と西洋のワイバーン風の翼龍とがいる。後者は家畜並みの禽獣だが、前者は人間以上の知性と能力を持つ存在とされている)や剣牙虎や導術師(=テレパシーなどのESP能力保持者。ただし、様々な制約があり、万能ではない)が存在する世界での軍記物だ。「異世界物」+「ミリタリー物」、ということで、物語世界を構成する要素の説明が、自然、煩雑になりがち。そうした細かな細部は、活字媒体である小説なら、比較的誤魔化しようがあるのだが、ヴィジュアルがメインのマンガという表現方法だと、そうした細かい説明を差し挟みすぎても、読んでいてうざったい印象を与えがち。その当たりをどう処理するかなあ、という興味が、個人的な関心事だったわけですが、この作品、その辺、かなーりスマートに処理しています。 たとえば、この世界、「汽船」はあるけど「汽車」はない。鉄砲は元込め式、ということで、テクノロジー的にいえば、現実世界換算でいうと、だいたい十九世紀末から二十世紀初めくらいに相当。で、当時の日本がロシアの南進策に過剰気味に怯えていたように、ちっぽけな島国である「皇国」も、大陸の「帝国」の侵攻を受け、うんぬん、というのが大まかな設定なんだけど、「皇国」の軍隊の、どこか野暮ったい印象を与える整備と、騎兵中心で颯爽とした感じで描かれる「帝国」のそれとを絵で示されると、まあ、文章でくだくだしく細かい説明なんかつけられるよりは、断然分かりやすい。そうした状況下で、「小心でありながら凶暴、かつ、軍事的には天才」、という複雑な性格に設定されている主人公・新城直衛も、原作ではさんざん「怖い顔」とか書かれているのに、このマンガ版では、三白眼ののっぺりしたシンプルすぎる造型になっている。また、そういうデザインが、場面場面での細かな表情の変化を絵で描写するのに、極めて適切であったりする。 そんなこんなで、作画担当の伊藤悠は、かなり原作を消化し、かみ砕いた上で、かなり上手にコミカライズしています。基本的な画力もかなりある方だし、それ以上に、場面場面を効果的にみせる演出力がある。 ということで、まだ一巻目しかでていませんし、先は長いのですが「買い」。
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