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百鬼夜行 陰 (講談社文庫)
 
 

百鬼夜行 陰 (講談社文庫) [文庫]

京極 夏彦
5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

出版社/著者からの内容紹介

人みな心中に妖しきものを飼う 京極堂を待ちながら
「妖怪」はいずこより来るのか……。人の心は闇にあらねども、揺るぎないはずの世界が乱れたとき、その裂け目から恠(あや)しきものが湧き出し、取り憑く。他人の視線を畏れる者、煙に常軌を逸した執着をもつ火消し、「海」を忌む小説家……。日常に潜む恐怖を描く10の短篇から成る「京極堂サイドストーリーズ」。

内容(「BOOK」データベースより)

「妖怪」はいずこより来るのか…。人の心は闇にあらねども、揺るぎないはずの世界が乱れたとき、その裂け目から恠しきものが湧き出し、取り憑く。他人の視線を畏れる者、煙に常軌を逸した執着をもつ火消し、「海」を忌む小説家…。日常に潜む恐怖を描く十の短篇から成る「京極堂サイドストーリーズ」。

登録情報

  • 文庫: 642ページ
  • 出版社: 講談社 (2004/9/14)
  • 言語 日本語
  • ISBN-10: 4062748525
  • ISBN-13: 978-4062748520
  • 発売日: 2004/9/14
  • 商品の寸法: 14.8 x 10.6 x 3.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.9  レビューをすべて見る (13件のカスタマーレビュー)
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11 人中、11人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By RBM/MS VINE™ メンバー
形式:文庫
京極氏の作品は各作品の登場人物が各作品で複雑に絡み合い、一種閉鎖的な世界を構築し拡散しているように思う。

この作品では、妖怪シリ−ズのメイン、サブキャラのサイドスト−リ−が描かれており、作品の深みを増している。

あえて言うと、あくまでサイドスト−リ−なので、この中の短編だけで評価云々と言うのは難しく、各元の作品の中に融合した上で、奥行きを感じるのが本当に楽しみ方なのかもしれない。

京極氏の作品の表現は非常に合理的であり、時には辛らつにまたは冷酷に我々が普段善意に感じていることすら分析のメスが入り、美点と思っている点まで心の闇に評価されてしまうことがある。

時に、自分と関口を同化させていまい、暗い気持ちになることもしばしばである。

その、合理的表現方法に中に非合理の代表である妖怪が登場するミスマッチングこそ京極印なのだろう

この作品は妖怪シリ−ズを読破した後に触れられるのが美しいと思う
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15 人中、14人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 京極堂シリーズのすべての事件の異常な事象、物語の狂った歯車の原点が描かれているサイドストーリの数々が収録されている。それぞれの人物を深く掘り下げることによって、彼らの考えや価値観を知ることができる一冊である。事件の始まりはなんだったのか。これまでの事件に関わっている登場人物の、狂気の描かれ方が巧妙であり、一字一字から目には見えない恐怖が伝わってくる。
 本は文字であり、映像を見るわけではないので恐怖が目に見える形となることはない。しかし文学は想像である。映像では限りある恐怖という感情を、この一冊は無限に読者の頭の中から引き出してくる。
このレビューは参考になりましたか?
29 人中、25人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
形式:文庫
 京極堂シリーズのサイドストーリーが10編収められているが主要人物が登場するのは最後の「川赤子」くらいで、他は全部「姑獲鳥の夏」から始まり、ノベルス当時刊行されていた「塗仏の宴」までの話。

 やはり再度ストイーリーだけあって過去のシリーズ物は全て読んでおいた方がよいと思われる。ただ、「狂骨の夢」のサイドストーリーはなかった。それにしてもそれ以外は読んでおかないと誰が何をしたくてどうなったのかが全く分からない。逆に、読んでいれば本編で不可思議な部分や物足りなかった登場人物の背景、マイナーな人物まで出てきたりして一つ一つの独立した一人の話と読むのが正しいか。それぞれの話に主人公がおり、恐怖を体験する。

 それと伴って夏~宴まで1年少々の間に繰り広げられるストーリーの面白いリンクも。例えば「文車妖妃」では「鉄鼠の檻」で最終的によかったのか悪かったのか分からない終わり方をした彼女のことについて触れられている。しかしその彼女を知るには「姑獲鳥の夏」を読んでおくことも重要。シリーズ物故か、だからこそシリーズ自体を伏線として繋げていく京極夏彦の書き方はおいおい、と言う部分もあるが面白い部分もある。

 「絡新婦の理」にしても結局は「魍魎の匣」から繋がってくる物であり単体としても楽しめるが不思議とリンクしている(不思議なようで意図なのは当たり前だが)という要素はシリーズを通じて楽しめる面白い場所である。だからこそ、このサイドストーリーズは面白かった。宴まで全て読んでいるならぜひ読んで欲しい。

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京極堂シリーズの番外編です
ここまでの姑獲鳥、魍魎、狂骨、鉄鼠、絡新婦、塗仏の登場人物数人の主観から事件が深みに嵌るまでを書いたものです。... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: ぼぶ
本編未読でも読めます。
この本は百鬼夜行シリーズのサイドストーリー本です。
前知識なしでも読むことはできます。
一人の人間の崩壊劇、と言う形で... 続きを読む
投稿日: 2か月前 投稿者: miyan☆ミ
京極夏彦のイメージ通りのスピンオフ小説
京極堂の百鬼夜行シリーズのサイドストーリー集でありながら、登場人物たちがいかに妖怪に出会い、恐怖し、事件に関係していったかを一人称視点で描いている。ともすれば、妖... 続きを読む
投稿日: 2009/3/24 投稿者: kirin70
あくまでサイドストーリー。
本編をさらに奥深くなるように肉付けしている短編集。本編を邪魔することなく、それでいて、もう一度本編を読み返したくなる、そんな本です。... 続きを読む
投稿日: 2008/11/15 投稿者: ユ。
逆憑き物落し
「京極堂」シリーズのサイド・ストーリー。「京極堂」シリーズ中の登場人物(主に脇役の被害者/加害者)の一人に焦点を当てた作品が10編収められている。取り上げられる人... 続きを読む
投稿日: 2006/8/25 投稿者: 紫陽花
そして彼らはあの日を迎えた…
京極堂シリーズの脇役たちに焦点をあて、

彼らがあの事件のとき、あの事件に至るまで、... 続きを読む
投稿日: 2006/3/22 投稿者: 永遠のかけら
京極堂もののサイド・ストーリー
1995-1999年に、「小説現代」に不定期掲載された9編に加え、愛読者おなじみの関口巽を主人公とした最終編「川赤子」を書き下ろしで追加した短編集。京極夏彦の作品... 続きを読む
投稿日: 2006/3/2 投稿者: kewpie
正直言ってつまらない。
『姑獲鳥の夏』から『塗仏の宴』までのサイドストーリーが10篇収録されています。... 続きを読む
投稿日: 2005/12/11 投稿者: のっこ☆
陰。
京極堂シリーズに登場してきた様様な人物の「過去」の話集です。... 続きを読む
投稿日: 2005/7/17 投稿者: ♪とーこ♪
表紙に「妖怪小説」と書いてあります。読ませますねえ。
冒頭、ある妖怪が引き合いに出され(江戸時代などの草紙モノから妖怪の図やその説明文がコピーしてあり、これはこれだけで楽しめるものです。その絵の中に「何が描いてあるか... 続きを読む
投稿日: 2002/9/1 投稿者: p-2
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