2008年7月号から2009年7月号掲載の作品収録。私は「百鬼夜行抄」は「ネムキ」本誌で読んでいて、コミックは収納スペースの関係で文庫で集めています。
巻が進むごとに話が複雑に入り組んで、一度読んだだけではわからない物語が増えてきている気がします。そんな中でも、この12巻の中では「お父さん」こと青嵐と律の関係が変化していくのが見所でした。特に「一陽来復」。ここがターニングポイントとなったようです。律にとっての「お父さん」こと青嵐の存在意義と、律の母親にとっての夫としての「お父さん」の存在意義。いろいろと考えさせられました。それから、ご飯をつくってくれる人であるお母さんの言うことは、青嵐が良く聞くところが笑えます。
ところで、晶は「お父さん」の中身が青嵐だと言うことを知っていますが、司はまだ気づいていないということをこの巻ではっきり知りました。司の父親は「お父さん」がもう死んでいて、何か判らないけれども中身は別物だと判っているようですが、司はいろいろと見える割にはそこには気づかないのか…と少し驚きでした。