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5 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
味わいがある怖さ,
By
レビュー対象商品: 百蛇堂 (講談社ノベルス) (新書)
私が、「面白い本」と思う基準の一つには、「しばしば思い返してしまう」こと、という点があります。 この一冊は、まさにそれに当たる本です。 初めは、前作「蛇棺葬」での謎が、すべてスッキリするわけでもないし、 謎解きミステリとホラーと、どっち付かずのようなモヤモヤ感もあり、 さほどお気に入りにもならないだろうと思っていました。 けれど、時折、この本に書かれていた、京都の路地裏を思い出してしまいます。 逢魔ヶ時、駆け足で暮れていく夕陽と、すごい勢いで迫ってくる闇。 灯りのない、静かな露地。そこにある、「怖い家」。 じんわりと味わいがあって、それでいてぞっとする怖さを、何度も思い返してしまいます。 それはやはり、私にとって面白かった、ということになるのだと思います。 それにしても三津田さんは、「家」に不気味な存在感を持たせることが、本当に上手です。 「ホラー作家の棲む家」でも、それは存分に味わえますが、 それとはまた少し違った趣の怖さがあるこの一冊、 「怖いタテモノ」がお好きなかたには良いのではないかと思います。 そしてやっぱり、順番を守って「蛇棺葬」から読むと良いと思います。
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
本当に怖い・・・,
By カスタマー
レビュー対象商品: 百蛇堂 (講談社ノベルス) (新書)
これには参りました。もう許して下さいという感じです。前作「蛇棺葬」で残った謎も解けないうちに、 さらに次々と主人公を見舞う新たな謎と恐怖の連続! しかも「蛇棺葬」で少し読みにくいと思った文章も、 よく意味がわからなかった部分も、すべて伏線だったとは・・・ まだ未読ですが「ホラー作家の棲む家」のテーマが「家」なら、 「作者不詳」は「本」であり、そして「蛇棺葬」と本書は きっと「話(それも怪談)」ということになるんでしょうか。 正直ホラーを読んで、あまり怖いと感じたことはありませんが、 本書は本当に怖かった・・・ 読む順番が前後したけど、「ホラー作家の棲む家」を読まねば。
5つ星のうち 5.0
壮大な話です,
By ぽちりーの "パール" (東京都) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 百蛇堂 (講談社ノベルス) (新書)
ミステリ性を求める方には少々もの足りないかもしれません。でも、民俗ホラーや怪談が好きな方は楽しめると思います。 三津田さんのホラー作品の中でも最強のキャラが登場しますので… 蛇棺葬を読んでから、この本を読みましょう。
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