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百物語―実録怪談集 (ハルキ・ホラー文庫)
 
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百物語―実録怪談集 (ハルキ・ホラー文庫) [文庫]

平谷 美樹
5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

著者が三十年あまりにわたって体験した怪奇譚を、嘘偽りなく本当に百話収録した実録怪談集。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

平谷 美樹
1960年岩手県生まれ。大阪芸術大学卒業後、岩手県内の中学校美術教師となる。2000年6月、『エンデュミオンエンデュミオン』(ハルキ・ノベルス)で作家デビュー。長篇SF『エリ・エリ』で第1回小松左京賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 253ページ
  • 出版社: 角川春樹事務所 (2002/07)
  • ISBN-10: 4894569922
  • ISBN-13: 978-4894569928
  • 発売日: 2002/07
  • 商品の寸法: 15 x 11 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 2.5  レビューをすべて見る (4件のカスタマーレビュー)
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9 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By bookfed
形式:文庫
 教師という経歴を生かした学校での怖い話や、趣味の釣り&キャンプ場での怪など満載。すごく新しいことはないけど、注目すべきは次の2点。
 1.都市伝説的「友達の友達がうんぬん」といった伝聞を退け、全て著者および友人の実体験を載せていること。著者まえがきにもあるとおり、これが成功して異様な臨場感ある語り口となっている。

 2.「百物語」をタイトルに冠した類書の多くと異なり、本当に100話載せていること。類書は百物語の能書き、「百話語り終えると怪が起こる」ということで縁起をかつぐのか読者への配慮か、はたまたネタの節約か(これが一番ありそうだが)40~60話、または99話(呪いとかでは回数が99で満願なのに、大丈夫なのかなあ?)で済ませているのが普通なのに、本作はきちんと100話載っているのだ!ガッツがあるなあ。著者の言にもあるとおり、厳密に数えれば100話越えてしまうほどいろいろな話が載っているのであった。
 巻末には、霊感編集者&著者と大迫純一の祟りつき対談集が収録されていて、そっちもコワ~。お札もちゃんと付いてるよ。

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1 人中、1人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By USA3000
形式:文庫
筆者自身の体験談が多いのですが、コンセプトに”ありのままに書く”というのがあるようで、まるでエッセイのように書かれた話ばかり。
例えば釣りに行った時に体験した話なら、「なになにを釣ろうと思ってどこどこに行った。その日その場所では妻の方はよく釣れたが僕はあまり釣れなかったので釣り場を移動しながら釣っていた。フライフィッシングには良い時間帯というのがあって・・・」というように、怖い話とは関係ないことも延々と書いています。
そのため「怖い話だけしてくれ」という方にはお奨めできません。

また、「百話収録」が売りの一つですが、一つのまとまった話を数話に分けて語っていることも多々あるため、エッセイ風に書いていることも合わせて考えると、ボリュームは百話でも、怪談としての”密度”、”濃さ”は今一つかと。

この本はシリーズものの一巻目ですが、二巻目以降は書きなれたのか、それとも意識して書き方を変えたのか、一つ一つの話をあっさり書くようになっています。
ですから「一巻目から読まないと気持ち悪い」という方以外は、二巻目から読むのをお奨めします。
このレビューは参考になりましたか?
By トップ1000レビュアー
形式:文庫
実話系怪談集です。

本書の特色は,第一に,著者自身の体験談が多いことです。また他人の話の場合は,著者が直接確認できたもの限定していることです。
従って,都市伝説のたぐいは採用されていないといえますが,その分,体験者の感覚がダイレクトに伝わってきます。
第二に,文体に関して,極力主観を廃して単に事実を述べるというスタイルではありません。つまり,著者のスタイルが色濃く反映している文体で,創作怪談を読んでいるに近い印象を受けます。この点が,読者の好悪の分かれるところでしょう。
また,著者の趣味である釣りにまつわる話も多いのですが,前置きが長いと感じる読者もいるかもしれません。

以上のような点から,評価は分かれるでしょうが,説明のつかない不思議さが満載されているのは「実話」怪談ならではの醍醐味でしょう。
シリーズを重ねていることからも,読者の人気が高いことがうかがえます。
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